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感想・レビュー・書評
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<感想>
例えが秀逸で指摘が的確。自分の感覚が言語化されていて驚いた。また、言語化されていることで、この感覚に陥っているな自分だけではないと分かり心強い気持ちになる。
解決方法もシンプルで、「見られる側」から「見る側」へ変われば良いことが分かった。意識が自分に向くから他者の視線が気になるのであって、外部に興味を持てれば自分の欠点を気にしている余裕もなくなるはず。
<アンダーライン>
・「人見知りの人」というのは「自分だけが裸で街を歩いていると思っている人」
・「評価される不安」と「見透かされる不安」
・予期不安
・緊張してドキドキしたり汗をかくのは、動物が天敵に出会った時の「戦うか・逃げるか反応」なので、体が正常に機能している証拠
・人見知りの恐怖は、見られることの恐怖です。ということは、見る側に回れば見られる恐怖はなくなることになります。
・完璧を求めると必ず減点主義になります。
・リスクの過大評価詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう類の本は結構読んでいるつもりだが、人見知りをフォーカスした本は初めてだった。
自分の人見知り度合も分かる。
私は人前にでると、とてもハイテンションになり面接とかでも道化のようにヘラヘラしてしまう、無意識に。
それがなぜなのかこの本には書いてあり、大いに納得した。
原因が分かれば治せそうな気がする。
人見知りは人の目を見れないという。
私はその辺は全然平気なのだが、「この人嫌い!」と思うと、目が見れない。
なぜだろう、なぜだと思いますか?
読書ログの人は本をたくさん読んでいるので、ぜひ聞いてみたい。
精神科医とか色々な考え方の人がいるなぁと思うと同時に、この人は自分に合うような気もする。
とても良い本だ。