世界を変えた10冊の本 [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 聖書、資本論、コーラン…。タイトルは誰もが知っているものの、実際に読み通すことはなかなか難しい10冊を取り上げ、内容とそれが世界に及ぼした影響を池上彰が解説。

    池上さんの本は初めて。テレビでもあまり真剣に観たことがなかったのだが、本当に知識が深い人というのは、平易な言葉で語るんだなぁと実感。1テーマにかける分量は決して多くないが、同時期に読んでいた専門書よりもずっとわかりやすいなと感じたテーマがあった。特に興味を惹かれたのは2冊挙げられていたイスラム教についての本。テロのイメージしかなかったものが、どうしてそこに至ってしまったのか、各派閥の主張は何が違うのか、というところまで理解が進んだ。理解できると、さらに興味が湧いてくるものなんだなぁ。

  • とっつきにくそうな本に対して優しい解説を入れてくれるので、読んでみたい気持ちにさせてもらえた。さすが池上さん。実際に読むかどうかはまた別の話。

  • 池上さんはイスラム世界のお話がとてもわかりやすい。

  • 池上彰はすごいと思った。すごい。

  • こういうラインナップでくるとは、と最初は驚いたものの、すぐに納得。宗教がどれほど世界を動かしているか、考えてみれば当然のチョイスであったこと。
    さすが池上さん、どの本の解説も平易でわかりやすく、歯切れが良い。あくまで解説に徹している姿勢が、それを求めるこちら側としてとてもありがたく思う。
    特に「イスラーム原理主義の~」については、原理主義過激派が今の姿に至った理由を明快に語ってくれたように思い、とても参考になった。

  • ・7/28 読了.こちらは本当に一気に読み切った.ユダヤ教関連でアンネの日記を取り上げてるところがひとひねり.あとはやっぱり3大宗教がらみと経済がらみの書物が多かった.アンネの日記は読んでみるかな、そのうち.

  • 非常に分かりやすく整理されており、入門書としては最適だと思った。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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