ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • よかった。面白かった。野球ばかりでなく、企業の話と半々で進んでいくのも、野球が?な人にはやさしいね。ラストも痛快だし、人間味のある、何て言うんだろ、くーー!!って来るところが好きだ。みんなで、スポーツしたくなるー!半沢は、見おくれたけど、ルーズヴェルトは、しっかりドラマみるかな。

  • 納得のいく結末だった。
    野球好きでないと、読んでてつまらないと思う。
    時間があれば、ドラマも見てみたい。

  • ドラマ版がかなり面白かったので敢えて原作を読む必要は無いかなと思っていましたが、ドラマ版の内容をほぼ忘れてしまったので原作を読んでみることに。

    自分自身が技術屋という事もあってか、ドラマ版と同様、やっぱり開発部長の神山さんがカッコ良かったけど、10年経って経理や営業、人事の気持ちも少しは理解出来るようになったからか?、当時は特に何とも思っていなかった笹井専務や営業部長の豊岡さんもすごく良かったです☆

    半沢直樹シリーズとは異なり、登場人物は会社の役員クラスばかりでやや感情移入しにくく、悪役であるライバル企業もそこまで悪者とは言い切れない点もあるので、半沢直樹シリーズのように水戸黄門的な爽快感も無いとは思います。また、会社が経営危機でリストラしまくっている状況下での野球部の立ち位置もなかなかにして意見が分かれる点もあるので、そこまで野球部を応援する気持ちになれない人も居るような気がします^^;。ただ、その辺りも含めて会社のリアルが描かれた良い作品だと思いました☆

  • 野球好きのわたしにはかなりおもしろいと感じた作品でした。
    利益が伸び悩み人員整理を行ったこと、沖原の過去など悲しい場面が多々ありました。
    最後の最後の細川社長のひらめきが素晴らしかった。

  • 予定調和な物語で、読後の爽快感や読了した達成感とは無縁かもしれないけれど、池井戸さんらしい読ませる本だなーと思った。
    前半から中盤は栞を挟むことができずに、300ページくらい一気に読んでしまった。
    文体とリズムが秀逸なのだと思う。

  • 各々が自身の役目を果たして、終盤から逆転していく王道展開ですが、サクサクと読めて面白かったです。

  • ミツワ電器との試合、非常に痺れました!

  • 先が気になって止まらなくなる面白さ
    それにしても青島会長がすごい。こんな人が現実にいたらなぁって思ってしまう

  • ・有紗の発言「社長も一緒に。グラウンドでひとつになりましょう」「温かく見守りましょう」「せっかく応援しに来たんですから信じましょう」
    ・新イメージスキャナーの目途がついて…暗澹としていた未来に、いまようやく出口が、見えた
    ・縮小均衡に明日はない。赤字の分だけコストを削減すれば黒字になるという考えはまやかしである

  • テレビでみてからだから、ちょっと盛り上がりにかけたなぁ

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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