空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.41
  • (58)
  • (37)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 393
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (388ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分の初「池井戸潤」がこの作品でいいのか悪いのかはわからないが、とりあえず。

    彼の作品がサラリーマンに人気だという理由がわかった。自分たちが組織では言えないことやできないことを、小説を読むことで発散できるのだろう。
    あと、ドラマ化が多い理由もわかった。自分は1本も見たことがないが、ある種典型的な登場人物やセリフ、ストーリー展開など、まるで映像化を想定して書いたかのようだ。あとはキャスティング次第、ということだろう。

    先もある程度予想できるものの、やはり話が気になるので(その辺はさすがは超プロだ)、下巻へGO。ただ、何か残るかのいえばそれほでもなく、ひまつぶしに読む会社員のラノベ、ポップコーンノベルという感じか……。
    実際、認知症の入り口にある母はこの文庫を2冊も買ってしまったようだ。上巻を読めば「あれ? これ前に読んだかも」と気づきそうなものだが、そこは認知症に1歩足を踏み入れた老婆のことだがしょうがない。
    というわけでひまなので下巻へGOGO。

  • 面白かったです。

  • 池井戸先生お得意の、ピンチに陥り、何とか乗り越えたと思ったら、また次のピンチがやってくるという、ハラハラしっぱなしの1冊でした。

  • 「どんな組織だって、誰かがいわなきゃ動かない。みんなが〝自分ひとり頑張ったところで〟って諦めてるから動かないだけよ。もし、そんなことがあるのなら、あなたがそれをいうべきなんじゃないの」

    不安を一人で堰き止めるのが社長業だと思っていらっしゃったようなフシがありましたね、先代は

  • これほどの力量でなければ社長にはなれないのか…
    後半は特に、絶句しながら読んだ。下巻読み始めたところ。

  • 面白かった!常務の狩野がわるい〜だな(笑
    半沢の大和田常務っぽい。個人的にはバブル組の大和田常務よりも香川を連想してしまった。

  • レビューは下巻に

  • 面白かった。
    自分の経験とかぶり、心に来るところも。

  • 半沢直樹、花咲舞が黙ってない、ルーズヴェルトゲームのドラマで池井戸潤さんの作品好きだなと思っていましたが、これも面白い。wowowで見たかった。下巻でどう盛り上がるか楽しみ。企業もの小説、面白い。

  • 半沢直樹のドラマを見て以来、池井戸潤の作品を読んでみたいと思っていて、ようやく初めて読んだ作品。

    最初の方は暗くて読んでいてドンヨリした気分になったが、読み進めるにつれて、半沢直樹のようなハラハラドキドキ感が出て来て、あっという間に読んでしまった。

    他の作品も色々読んでみたい。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池井戸潤の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×