教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 2014/5/8読了。
    文系、もしくはプログラミングにまったく縁がない(と思っている)人のための教養書。コンピュータプログラミングの実技を学ぶための実用書ではないので、そこは注意したほうがいい。読み始めればすぐに分かることだが。
    自分がいないところで、自分が手を出さなくても、自分の望む通りに、人や物事を動かすための手順。それがプログラムだ。コンピュータを動かすための言語はその最も狭義の部分に過ぎない。本書に書いてあるのはそういうこと。
    コンピュータプログラミングなんて泥臭い出来高払いの徹夜作業は他人にやらせて、自分はもっとお金や人脈につながる活動に精を出し、命じておいた作業は翌朝までに自動的に終わっている。そういうフローを組むことこそ、真に高度なプログラミングである。こういう考え方ができる人(理解できる人)だけが出世したり高所得層になっていくのを目の当たりにすると、やはりこれは教養だわと思う。実技ではなく考え方の本質の部分が。実行できるかどうかはまた別だけど。

  • コンピュータとプログラムの歴史書。
    あと、最近の先端でのプログラミング手法の紹介。

    といったところでしょうか。

    すべての事象はプログラミングとして表されているというところは、何となくぼやーっと感じていたところだけども、ぼやーっとが明確になりました。

著者プロフィール

日本学術振興会特別研究員

「2022年 『「予科練」戦友会の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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