もののけ姫 [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
4.32
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本棚登録 : 488
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753045

感想・レビュー・書評

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  • 泥沼化が酷く、最後何で解決したのかよく分からない、これで良かったのか?という終わり方。
    でも戦争の虚しさのようなものを表現したかったのならこれで正解なのかも。結局失った物の方が多い、寧ろ失った物しかない、という。宮崎駿作品は反戦メッセージ系が多いから。

    津波を連想するシーンがあるんだよね。東日本大震災後にTVで観て初めて気づいた。当時津波を連想する物は公から排除されがちだったので、これいいのかなって思ったけど、その後の草木が芽生えていくシーンが津波からの立ち直りを表しているようでとても良いなって感じたのを覚えている。

    映画自体は観ていて気持ちの良い物ではない、辛い所が多い作品。
    私の好きな自然を人間の業に巻き込み、戦争に加担させたからかも。

  • 屋久島へ行き、とあるトレッキングツアーを体験し、
    改めて鑑賞。
    劇場公開から何年経っているのかわかりませんが、
    しっかりと見ることができました。
    結局は、人間が動物や植物を殺しているんだな。それで戦があると。いつの時代になっても戦はなくならないものだなあ。
    平和な、もっと温かい世の中は来ないものかなあ。
    力あるものだけの世の中ではなく。

  • 中世の日本。エミシの村の少年アシタカは、村を襲ったタタリ神を退治した際に右腕に死の呪いを受けたため、村を追われ西へ旅立つ。謎の男ジコ坊と出会いシシ神が住む森に向かったアシタカは怪我をしたタタラ場の男達を助ける。タタラ場の長エボシは、石火矢と呼ばれる火砲を村人に作らせ、山に住む"もののけ"や、村の鉄を狙う地侍たちから村を守っていた。エボシは鉄を作るために自然を破壊しており、山犬や山犬に育てられた娘"もののけ姫サン"に命を狙われていた。アシタカは重症を負いつつエボシを襲いにきたサンを連れてタタラ場をでる。サンはアシタカを、生と死を司る神、シシ神の前に連れて行き、シシ神はアシタカの傷を癒したためサンはアシタカを生かすと決め、2人は心を通わせていく。
    エボシはジコ坊に唆され、不老不死の力があるというシシ神の首を狙う。猪神の大群は人間との最終決戦を決意し、エボシ不在のタタラ場は、鉄を狙っている侍の集団に襲われてしまう。アシタカはエボシを止めようとするがエボシはシシ神を殺し森は死ぬ。アシタカとサンはシシ神の首を持って逃げるジコ坊から首を奪い返しシシ神に返す。シシ神は首を取り戻し緑も蘇ったが元の姿とは違ってしまっている。アシタカの腕の呪いは消え、サンは森でアシタカはタタラ場で暮らそう、共に生きようと語った。
    森と人、人と人、あらゆるところにある戦争の物語。

  • 2:13

著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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