崖の上のポニョ [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.33
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本棚登録 : 260
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753052

感想・レビュー・書評

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  • 2009年作 津波の描写がなかなかえぐい…

  • 2017年10月9日鑑賞。人間になりたいと願う魚・ポニョと宗介と周囲の人々が巻き込まれる騒動。子どもと一緒に観てみた、水が生き物のように描かれたり鉛筆かクレヨンで描いたような柔らかい線など面白いと思う部分は多いが、押し寄せる津波の中車を無理やり走らせるシーンなど、震災直後だったらとても正視できなかったよなあ…。『美女と野獣』でも思ったが、「人外の生き物が人間の愛を受けて人間に生まれ変わる」っていうストーリーって、「じゃあ『もとの生き物に対する愛情』ってどこにいっちゃったの?人間と人間以外の生き物の愛情って成り立たないの?」「生まれ変わった先がイケメン・美女じゃなかったらどうするの?」といった疑問がどうしても残ってしまう。

  • ポニョーーーーーーー

  • 鑑賞2回目
    映像的な魅力は大きいのだが、
    ストーリーがやや?
    ラストにかけての男の子の試練って何?
    シニカル婆さんと藤本との対立?
    母親同士の会話?
    などなど、深く考えては行けないんだろうな
    童話的で色鉛筆っぽい陸上部分の背景が独特

  • 2008

  • ほのぼの系なだけだと思ってたら、思いのほか良かった。
    宮崎駿の描く水の描写。幻想的な水、黒くて怖い水、涙、ミルク、水たまり。
    無邪気なおばあちゃん達も可愛いし、優しくて礼儀正しい宗介も良いし、自然のまま可愛いけど恐ろしい力を持っているポニョも不思議で良い。
    見ておいて良かった。

  •  見たことない映画をバンバン見ているとすごく年末感。
     しばらくこんな年末送ったことなかったので、なんだか新鮮です。

     とりあえず、誰もがどんな話なのかしゃべってくれなかったオチがようやくわかりました。

     お話は、人間の男の子に助けてもらった魚の女の子が、男の子に会いに行く話。

     思い切りネタバレで言うと。

    「これ、宮崎駿監督が人魚姫を作るとこうなるって話?」

     って友達に聞いたら

    「そう」

     って言われたので、そういう話。

     海の女王と元人間の間に生まれた女の子が、力を得て、力を失っていたところを助けてくれた男の子に会いに行くっていうとっても単純な話なんですけど。

     とりあえず、村の人が心が広い。
     町中が海に沈んでも、のんきにお船に乗っているし。
     5歳児二人でおもちゃの船に乗っていても何も言わないし。
     突然現れた5歳女児に何も問わずにご飯を食べさせちゃったりするし。

     そして何が一番すごいって。

     5歳で愛を問われる宗介。
     そしてそれを受け入れちゃう宗介。

     ちょっといろいろツッコミが追い付かないんだけど、まあ、宮崎監督の作る話に整合性とかそういうのを求めちゃダメなんだよな……ということは改めて実感しました。

     でも今回、背景が色鉛筆塗りで、それとアニメ塗りとの調和がすごくとれているのさすがだったし、美しかったなあ……と思いました。

     娯楽として見るものなので、話を校閲してはいかない笑

  • あまり気が進まなかったが、家人が借りてきたので夕食時に観る。子供は食い入るように見ており、満足していたのでよかった。
    自分自身は声優陣になじめず、途中で寝落ちしてしまった。10年前の映画化と思うと月日の流れの速さを痛感する。
    どんなものも普遍的なものはなく、その時代の息吹の中で創作されるため、できるだけリアルタイムで見たいものだと思う。その上で別の機会に再度鑑賞し、当時感じなかったものを感じ取れるとより味わい深いものになると思う。

  • モールス信号とラーメンの場面が好き。

    そしてリサ、破天荒だけど強くて芯のある女性で魅力的。

  • 海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。「ぼくが守ってあげるからね」
    しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。人間になりたい! ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう―。
    少年と少女、愛と責任、海と生命。神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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