- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4959241753052
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2017年10月9日鑑賞。人間になりたいと願う魚・ポニョと宗介と周囲の人々が巻き込まれる騒動。子どもと一緒に観てみた、水が生き物のように描かれたり鉛筆かクレヨンで描いたような柔らかい線など面白いと思う部分は多いが、押し寄せる津波の中車を無理やり走らせるシーンなど、震災直後だったらとても正視できなかったよなあ…。『美女と野獣』でも思ったが、「人外の生き物が人間の愛を受けて人間に生まれ変わる」っていうストーリーって、「じゃあ『もとの生き物に対する愛情』ってどこにいっちゃったの?人間と人間以外の生き物の愛情って成り立たないの?」「生まれ変わった先がイケメン・美女じゃなかったらどうするの?」といった疑問がどうしても残ってしまう。
-
ポニョーーーーーーー
-
鑑賞2回目
映像的な魅力は大きいのだが、
ストーリーがやや?
ラストにかけての男の子の試練って何?
シニカル婆さんと藤本との対立?
母親同士の会話?
などなど、深く考えては行けないんだろうな
童話的で色鉛筆っぽい陸上部分の背景が独特
-
2008
-
ほのぼの系なだけだと思ってたら、思いのほか良かった。
宮崎駿の描く水の描写。幻想的な水、黒くて怖い水、涙、ミルク、水たまり。
無邪気なおばあちゃん達も可愛いし、優しくて礼儀正しい宗介も良いし、自然のまま可愛いけど恐ろしい力を持っているポニョも不思議で良い。
見ておいて良かった。 -
あまり気が進まなかったが、家人が借りてきたので夕食時に観る。子供は食い入るように見ており、満足していたのでよかった。
自分自身は声優陣になじめず、途中で寝落ちしてしまった。10年前の映画化と思うと月日の流れの速さを痛感する。
どんなものも普遍的なものはなく、その時代の息吹の中で創作されるため、できるだけリアルタイムで見たいものだと思う。その上で別の機会に再度鑑賞し、当時感じなかったものを感じ取れるとより味わい深いものになると思う。 -
モールス信号とラーメンの場面が好き。
そしてリサ、破天荒だけど強くて芯のある女性で魅力的。 -
海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。「ぼくが守ってあげるからね」
しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。人間になりたい! ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう―。
少年と少女、愛と責任、海と生命。神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。