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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (286ページ)
感想・レビュー・書評
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3Dプリンタが始めて登場した時のインパクトはやや冷めてきた感があるが、一般紙で騒がれなくなっただけで改良や実用化は着実に進んでいる。本書は3Dプリンタの魅力にはまってラボまで作った研究者が、それを使って何ができるか熱く語っている一冊。
著者自身が中心になって進めている活動の紹介が多く、実に楽しそうであり、読んでて自分も3Dプリンタが欲しくなってきた。個人で購入するのはまだ普通ではないものの、会員になれば使えるような施設が増えつつあるようだ。
現時点での3Dプリンタはまだまだ手軽ではなく課題も多いようだが、初期の携帯電話がアタッシェケース並みのサイズだったとか、初期のコンピュータが何トンもある巨大設備だったのと同様、黎明期の機械とはそんなものだ。今後どんどん新しい技術が加わったり有力な企業が参入することにより、そう遠くない将来には普及期に入るような気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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