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感想・レビュー・書評
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自分の気になる業界、組織に実際に勤めておられる筆者の生の声が聞こえてきて、ものすごく勉強になった。就活前に長期的にみた「働き方」をゆっくりこの本を通して改めて考えられたと思う。留学中なのでこちらで受講しているマーケティングの授業と並行させながら読み進められたというのもあり、この時期にこの本に出逢えたのは良かったと思う。来学期、帰国前のテーマみたいなものも見えてきた。
佐藤さん、ありがとうございます!(^_^)
内容に触れると、
自分の所属する組織、環境の影響というのはやはり大きくて、嫌でも毎日触れるものだから、そういった影響が弱みに転じることがある、というのは頭の中に置いておくべきだと思う。だから、意識的に異分野や新しい環境に自ら足を運んで、その場で議論されている内容や視点、考え方を自分の中でしっかり咀嚼できるかどうか、そこでの出逢いを深められるかどうか、が、今後の自分の働き方や生き方に大きく影響してくるのでは。
あと、4つの目指すべきタイプは非常に参考になる。
①専門性追求拡張タイプ
②本業キープ拡散タイプ
③憧れ中心下支えタイプ
④テーマ中心雑食タイプ
さらに、それぞれ具体的な人物を取り上げてどういった働き方をされているのか生の声が聞けるのは、学生の自分にとって「こういう働き方もあるんだよ」と教えていただいているように感じ、非常に有難かった。
そして何より、これらが「可変」であるということが言及されていたのが印象的だった。「時間軸」「環境の変化」「長期的スパン」みたいなものを見落としがちで、「今の自分」視点で書かれている本が多く見受けられるためである。詳細をみるコメント0件をすべて表示