- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4571390739628
感想・レビュー・書評
-
生きていくのが不器用な若者を描く。どの生き方も苦しい、溺れてしまいそうだと思うけれど、皆、精一杯なのだ。見ているほうも苦しいけれど、自分に自信がないとき、こんな自分でも受け入れなきゃいけないのかな、と思ったりする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
菅田将暉がよかった。
彼の出演作をそうたくさん観ているわけでもないが、何となく毎回しっかりと演じきっているイメージ(偉そうなこと言ってすみません)。
綾野剛と池脇千鶴海に入るシーンは、あまりきれいじゃない海がリアルで生々しかった。でも、いいシーン。
ラストまで暗くて救いもないけど、見方によっては若干の希望があるような気もする。
あと、何気に火野正平がかっこよかった。
原作は斜め読み。 -
どん底だからこそ差し込む光が胸をしめつけてたまりませんでした。
-
菅田将暉が好演だったと思う。
こういう、過去のこじらせ?た女性を演じるのは池脇千鶴以外に誰がいるのだろうか。今後の邦画のキャスティングが気になります。 -
とても泥臭い作品。俳優陣が巧い。ジョゼの池脇千鶴から今作の成長ぶりというか、年月がうわーってなった。
一生懸命に生きたってうまくいかないし、どこでどうやって歯車が狂ったかわかってても元に戻ることも前に進むことも難しすぎることあるなかで、いかに何でもないように生きられるかなのに、それができない人たちの集まりで虚しくて哀しくて切なかった。
大事なものがあるから壊したくなって、大事なものを守るために違うものを傷つけて。そういう厭なものすべて、不器用にギュッと閉じ込めた作品でした。 -
物語に希望があるわけではなく、ただ彼らが閉塞している状況が描かれるのだけれど、ラスト近く、海辺を叙情的に照らし出す光には、通常の娯楽作品では味わうことの出来ない快楽がある。
希望か絶望か、幸福か不幸か、ではなく。ただただ、濃密な生が、時間が、
空間が、そこにあるいうことを画面に刻印出来ているという事実に打ちのめされてしまう。 -
こういう重苦しい邦画っぽい映画だと思わなかった。
監督はCMディレクターでメトロとかやってる呉さんだし。と思ってた。
池脇千鶴ってなんでこんなに儚くてずっと少女でなんかエロいんだろう。
社会のどうしようもない救いようのない人たちの生活が次から次と出てきて、みているこっちがきつかった。
そのこみ、のタイトルがしみます。
人間くさくていい映画。 -
たつおとちなつもだけど、たつおとたくじの相性のよさもすごく感じる。
綾野剛のかっこよさわかんなかったけど、これ見たらかっこよく感じる。池脇千鶴と菅田将暉もとてもよい〜。
明らかに「底」だけど、タイトルは「そこ」なのに意味があると信じたい。 -
ストーリーに入り込めぬまにカタルシスを迎えてしまった感あり。
-
辛いストーリーなのだけど、、、よかった。。。
拓児の可愛さよ。。。無邪気で、ケラケラしていて。
千夏のポテッと具合がまた地方の女感が強くてよかった〜。
達夫も闇深くて本当に良い。
3人に惚れ込んでしまった〜