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- / ISBN・EAN: 4959241754837
感想・レビュー・書評
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2013年 高畑勲監督
かぐや姫 朝倉あきさん
捨丸 高良健吾さん
女童 田畑智子さん詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
制作年:2013年
監 督:高畑勲
主 演:朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也、伊集院光、宇崎竜童、中村七之助、橋爪功、宮家裕司、朝丘雪路、仲代達矢
時 間:137分
音 声:日:ドルビーデジタルステレオ/ドルビーデジタル5.1ch
竹を取り、生計を立てている翁と嫗がいた。
ある日、竹林で光り輝く竹を見つけた翁がそれを切ってみると、その中には女の子が。家へ連れて帰り、育てる事にしたものの、その子は数か月で妙齢の娘へと成長を遂げてしまう。
やがて、彼女の美しさは世間に知れ渡る事となり、結婚を求める者が後を絶たないほどになる。 -
3Dやリアルな表現とは対極の描き方なのに、リアリティが感じられる。赤ん坊が本当にありそうな動き。
生き生きとしていた山での生活から、都での暮らしはかぐや姫にはつまらない。生きる意味さえ見失いそうになるが、月へ帰る運命を知ったとき、生きる喜びを見出す。おそらくは、かぐや姫自身が望んで地球に来たのだろう。 -
綺麗でいい。岡田斗司夫さんのユーチューブ解説を見てから見るとなおいい。
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アニメでこんな表現ができるんだ、しようと思う人がいたんだ、という驚き。
水彩画のような、スケッチのような表現。
かぐや姫が歌う歌も素敵。
最後は来迎図のようで、飛天たちがすごくかわいかった。このシーンは音楽も含め、いちばん好きなシーン。
久石譲さんの音楽もナウシカからはじまり、どんどん洗練されていっているように感じる。
この世に生きないことが罪で、その罰としてあの世へ行く、ということなのかな。
でも地上に降りた人たちは、最初から月へ帰ることが決まっていたようにも見える。
とりあえず、また「竹取物語」を読んでみようと思った。 -
高畑勲監督の作品。原作は、誰もが知っている"竹取物語"です。観に行く前には評判がちょっと芳しくなかったので不安でしたが、上映時間137分はちょっと長い気もしますが、面白かったです。予告編でも流れていましたが、やはり映像の勢いは凄かったです。こういう描き方も面白いですね。で、ストーリーとかキャラデザで気になった部分も。まずは帝のアゴ。あれが色々と気になって笑いをこらえるのが。月からの使者がお釈迦様や雲中供養菩薩像を模したようなデザインで死者の国へ旅立つかのような感じがしました。あとは捨丸、それ不倫じゃね?
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かぐや姫の童話はざっくりとしか知らなかったんだけど、これって原作沿いなのかな?昔の人はとにかく「美しい女性」でさえあれば誰でもいいんだなって印象を受けた。帝のハグには私もゾッとしたな……。男社会なだけあって、お父さんも自分勝手だったし(後から悟ったけど)。
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野山の美しさ、そして自然に抱かれて生きる喜びがひしひしと伝わってきた。
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見て損はない