松谷警部と目黒の雨 (創元推理文庫) [Kindle]

著者 :
  • 東京創元社
3.21
  • (1)
  • (5)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 46
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (239ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 淡々としたペースで進む、本格推理小説。謎の散らし片が丁寧で、スムーズに読み進められる。
    事件に対する人間的な感情とか善悪の判断的なものがなくて、良くも悪くも登場人物の人間くささが少ない気がする。その分淡々としているのかもしれない。
    校正としてはよく練られているが、人間くさく登場人物が動く小説が好きな場合、少し違う感じがするかも。

  • 動機が?ではあるが,楽しめた。

    東大教授だったこの著者を今まで知らなかった。
    シリーズの第2作からは読み放題では読めない!

著者プロフィール

平石貴樹(ひらいし・たかき)
1948年函館生まれ。作家、東京大学名誉教授。1983年、「虹のカマクーラ」で第七回すばる文学賞受賞。
著書に『松谷警部と目黒の雨』『松谷警部と三鷹の石』『松谷警部と三ノ輪の鏡』『松谷警部と向島の血』(創元推理文庫)、『アメリカ文学史』(松柏社)、
翻訳にオーエン・ウィスター『ヴァージニアン』(松柏社)、ウィリアム・フォークナー『響きと怒り』(共訳、岩波文庫)などがある。

「2019年 『一丁目一番地の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平石貴樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×