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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (177ページ)
感想・レビュー・書評
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過去にどこの山がどのように噴火したか,ということが延々と語られるばかりで,アカデミックな話はほとんどない。しかも,結局噴火の予知は不可能だと結論づけている。まぁそりゃそうだろうが。それなのに,どこそこの山は近いうちに必ず噴火するはず,とかいう矛盾した主張を繰り返し,無用に読み手の不安を煽る。日本中にこれだけ火山があるというのに,そこら中危険,危険では,どうしろというのか。M9以上の大地震の後には,必ず周辺で噴火が起きていると論じた後で,唯一の例外だった東北地方太平洋沖地震についても,3年も経った後の御嶽山噴火を結びつけて,例外がなくなったとしているところで,呆れ果てた。全く科学的・論理的でない本。
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