NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2015年 9月号 [雑誌]
- 日経ナショナルジオグラフィック社 (2015年8月29日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 4910068470959
感想・レビュー・書評
-
密猟象牙の記事が衝撃。
何十頭もの象が殺された現場や、コンテナに積まれた象牙に胸が痛む。
高く売れるから密猟が無くならない。需要がなくなれば供給もなくなる…はず。
だけれども世界規模で行われているこの象牙の取引を、
どう取り締まれば良いと言うのだろう。まだまだ課題は山積み。
アフガニスタンの仏教遺跡「メス・アイナク」の記事も面白かったです!
どうか銅鉱山の開発前に、少しでも発掘が進みますように。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
密猟象牙闇ルートを追う
米国はイラクとか戦争をしていないで、こう言った組織を駆逐するべきだった。あまりにも残虐で危険。危険な思想の持ち主が力を持ち、ISみたいな事になっているのではないだろうか。全世界が見て見ぬ振りをしている間に状況が悪くなる。なら、自分で戦地に行って支援するべきなのだろうが・・・出来ない。どうしたらいいのだろう。
ミャンマー伝説の最高峰カカボラジ
ミャンマーにはカカボラジと言う最高峰の山がある。エベレストのように商業化はされていないため、目的地にたどり着くことさえ難しい。もちろん山に安全なルートは無く命懸け。命懸けだから、仲間と本気で言い争いになったりもするのだろう。信頼する必要があるがゆえに。
色でおしゃべれカメレオン
カメレオンの変色のメカニズムは面白かった。結晶の間隔が広くなると超波長にシフトするのか。しかし、どこの生き物も絶滅と隣り合わせだと思うと悲しくなる。一切開発しない土地、あるいは大陸が必要なのではないだろうか。
アフガニスタン消滅の淵にある仏教遺跡
一番印象に残ったのは、銅鉱床に中国資本が入っていること。資源に対して行動が早い。感心するがリスクとの兼ね合いは考慮されてい無い様子。テロによって、開発は中断している。資源価格も下がっているので、撤退もあり得るかもしれない。
仏教都市と言われてと想像が出来ない。法律とか厳しかったのだろうか。神を重んじる教育のために倫理は確立していたと思われる。発掘した出土品は保管場所が必要らしい。考えてもいなかったが、量が多いと学術的には価値があっても受け入れ先が無いのも当然だろう。当時は栄えていたかもしれないが、今はイスラム教圏内で、貧しく治安も悪い。
宇宙の果てを見たい
宇宙の再電離、宇宙の晴れ上がり、ボトムアップシナリオと言った新しい言葉を覚えた。原子核と電子が分離していたのは知っていたが名前があるのは知らなかった。あと宇宙の歴史は138億年。何度も出ているのに、宇宙への感心が薄いために覚えていない。138億年。今回で覚えよう。また、関心が無かったのがわかるのだが、望遠鏡は鏡なのか。たしかに何枚も使うと何回も出ていたのに気がつかなかった。鏡が重要なのだ。 -
象牙を守ってほしい。
いwばアフリカ中部全体が巨大な手りゅう弾のようなものだ。資源目当ての外国の介入や独裁政権、貧困の歴史が安全装置のピンを引き抜く。