100の講義シリーズ
初の電子書籍で読了。
相変わらずの森博嗣節が非常におもしろい。
毎度のことだが、素直にもうすこし考えようと思えたり、
そういう風に考えるのかと思える話が多い。
今回印象に残ったものの一部で、5限目の
「無駄だと知っている知能が、この無駄で楽しむことを発見したわけだ。」
という一文。
まさに人間ならではの思考がここにある感じた。
無意味だと思うものに、意味をつけ、価値を与えて生きている我々は、その知能をもってして、生きることの本質を見つけ、人生を楽しめばよいのではないかと思う。