本質を見通す100の講義 [Kindle]

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  • 大和書房
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感想・レビュー・書評

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  • 100の講義シリーズ
    初の電子書籍で読了。

    相変わらずの森博嗣節が非常におもしろい。
    毎度のことだが、素直にもうすこし考えようと思えたり、
    そういう風に考えるのかと思える話が多い。

    今回印象に残ったものの一部で、5限目の
    「無駄だと知っている知能が、この無駄で楽しむことを発見したわけだ。」
    という一文。
    まさに人間ならではの思考がここにある感じた。
    無意味だと思うものに、意味をつけ、価値を与えて生きている我々は、その知能をもってして、生きることの本質を見つけ、人生を楽しめばよいのではないかと思う。

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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