オデッセイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

監督 : リドリー・スコット 
出演 : マット・デイモン  ジェシカ・チャステイン  クリステン・ウィグ  キウェテル・イジョフォー  ジェフ・ダニエルズ  ショーン・ビーン  ケイト・マーラ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.91
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本棚登録 : 683
感想 : 137
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142169716

感想・レビュー・書評

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  • 人間、様々な要因で絶望に打ちひしがれ、それを題材にする映画が世に溢れる中、火星ひとりぼっちというとんでもない状況にもめげないこの超前向きストーリーはすごく元気をもらえる。漂流・遭難ものでここまで腐らず頑張る映画って実はなかなかないのでは。

  • アマゾンビデオの配信で観た。(DVD発売より早い配信なんだそう)。
    原作小説「火星の人」がものすごくおもしろく、ほぼそのまま映画化されていた感じで、映画も違和感なくてすごくおもしろかった。映画は2時間ちょっとにまとまってるから、小説よりずいぶんサクサク進むって感じはしたんだけど。小説読んでないと、火星で生き延びるのが案外簡単そうに思えるかも? 小説の日記ふうな長々しい感じも好きだったので。でも、全体的にユーモアがあって明るくて前向きで、っていうのは本当にいい。
    でも、映画館の大スクリーンで観たらもっと迫力あったかも、とは思った。

    あと、やっぱり超頭がいい人たち(主人公マークもそうだし、NASAの人たちも)って、素敵。ああいう人たちが今、同じ世界にいるんだって思うとなんか安心するような気が。

  • CM見た時は「ふーん」という感じで、アルマゲドン的な感動モノかなぁ、と思ったのだが、観てきた人の感想で「火星でダッシュ村」というのを聞いて俄然興味が沸きました。
    友達が観てきたと聞いて、「前向きになれる」という感想で自分も観に行く事にした。

    ダッシュ村、というのも納得で確かに面白かった。
    火星で独り取り残されると言っても、悲観的なシーンは少なく、生き延びるためにどうするか?頭の良い人達が知識を出し合い解決していくので、友達の言うように前向きになれる良い作品だった。

  • 尺の都合ではあるが、工夫して生き抜く要素が薄く日付がポンポン飛んで、見どころないのにもう脱出?という感じ。アトラクション要素のないグラビティゼロ的な。
    プロジェクトヘイルメアリーはこんなにならないよう頼みます。

  • じゃが芋…。

  • 火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描く.
    まあそれを助けに行く仲間たちの話もあるのだけど,火星でのサバイバルが素晴らしすぎてサイドストーリーになってしまっている.
    さすがエリート宇宙飛行士,さまざまな科学的知識が現実と結びつき,生き延びるのを助ける.土を耕し水を作り出し食物を栽培する.すばらしい.
    タンパク源がないのはつらいだろうな.

  • これぞ火星のサバイバル。普通の人には無理だな〜

  • 宇宙に関する知識がほとんどないので、再現度を気にすることなく観ることができた(さすがにMAVの軽量化とマークをキャッチするシーンは無理がありそうだけど)。

    それにしても、宇宙船に補給物資をピタッとドッキングさせるとか、マークを救出するためにどれだけ軽量化するべきかなんていうのは一体どういう計算をすれば出てくるのか文系人間にはサッパリわからん。NASAすげぇ。

    理論上あの生活が可能ならば火星に数年滞在する、なんてこともできるようになるのかなぁ。

  • 火星サバイバル。
    孤独な環境でもユーモアを保ち続けた主人公がすごい。
    火星、宇宙空間という過酷な環境の緊張感。
    物理学、植物学や化学などを総動員したサバイバルと救出というサイエンス面も見どころ。

  • 2015年(アメリカ)
    原題:The Martian
    監督:リドリー・スコット
    出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、他


    小説原作のリアリティSF。

    宇宙飛行士って相当な秀才じゃないとなれないと言われているが、この作品の主人公も例に漏れず相当なもので。

    火星という気温も気圧も地球の何倍も低い環境で、なおかつ酸素・水・食糧の枯渇といった状況からサバイバルするために、あの手この手の科学的理論の実践で立ち向かって行きます。

    NASAの惑星科学部門の人が監修に入っていることもあり、科学的考証もバッチリらしい。

    しかしそれらの実践には希望がある裏に常に恐怖がつきまといます。
    なぜなら地球と大幅に異なる環境でトライすること即ち、理論上は可能であったとしても全て前例のないことだからです。
    上手く行くこともあれば、地球外だからこその予期せぬ事態が発生したりしてしばしば命の危機に晒されます。

    火星というただでさえ過酷な環境であることに加え、資源の枯渇という生理的障害、更にトライしなければ死ぬがトライしても死ぬかもしれないという前人未到の恐怖心、そして何よりも孤独感(中盤通信機の開発によりある程度薄まるものの)、それらの全てが主人公にのしかかります。
    そのストレスたるやハンパじゃないことでしょう。
    観ている側もそれらを追体験しているので、度々手に汗握るシーンがあります。

    それらを乗り越えてついに救出作戦に臨む主人公とクルー達。
    命綱を離れれば2度戻れず、漆黒の闇の中死ぬまで取り残されるという宇宙空間でのランデヴー。
    緊迫した状況に息が出来なくなるほど見入ってしまいます。

    そして上手く行ったその時、世界中で歓声が上がると同時に、観客のカタルシスも頂点に達します。

    その瞬間落涙を禁じ得ない自分がいました。
    リドリー・スコットの見せ方と、マット・デイモンの魅せ方の妙だと思います。

    実際に宇宙空間にいるのは自分じゃないのにまるで自分もそこで奮闘しているかのように思わせる演出はお見事としかいいようがありません。

    素敵な映画でした。

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