走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで走りたいと思わない人がいるなんて想像できない。

  • このエッセイは、村上春樹が、もちろん自身の走ることにエッセイであるが、作家村上春樹の種明かし的な書物としても楽しめる。
    村上にとって、走ることは、なにより、長編小説を書けるようになるための、基礎体力のようなものを獲得するためのものである。
    長編小説には、集中力と持久力の両方が必要である。それを作り上げるのが、村上の場合は、走ることなのである。

  • 走ることについて語るときに僕の語ることについて語るときに僕の語ること、それは(ハルキ!)であった。

  • 村上春樹のエッセイ。村上春樹はランニングが趣味で、毎年のようにフルマラソンの大会に出場しているらしく、走ることに対する彼の考えを書き綴ったエッセイ。独特の含蓄のある言い回しが非常に面白くて、サクッと読めてしまう

  • 走るようになったので再読。奥の深い世界だ。自分もいつか、大会とかに出るのだろうか。
    2023.9.24また再読。足の怪我のため走るのも散歩するのも自粛中。しみじみまた走りたくなりました。

  • 村上春樹の短編、長編を好きと思うなら
    ぜひエッセイも読んでみてほしい。

    小説よりも内容が日常的で分かりやすいのと、物事に対してどんな考え方をする人で、いかなる感覚を持って生きている人なのかが垣間見えるから。

  • 今自分がランニングしているので、入りやすい本だった。
    読み終わり、題名について「そういうことだったのか」と思ってしまった。

  • 走ることについて語るときに僕の語ること
    (和書)2010年07月18日 14:41
    2007 文藝春秋 村上 春樹


    村上春樹さんが、ランニングを日課にしているのは何処かで読んだことがあって知っていましたが、その実態とはどんなものなのかということが書かれている。

    とても参考になった。

    最近ジョギングを開始して3週間あまりで、ヒザの古傷を痛めて休養中の我が身を省みても、励まされることが多かった。

    トライアスロンにも始めているというところは意外に思った。

  • 著者の文学作品はよくわからなかったけど人となりを知りたい、という方におすすめです。

    私自身、学生時代に「世界の終わり〜」「ねじまき〜」を読んでよく理解できず、今になって「羊をめぐる冒険」など共感をもって読むことができるようになりました。
    そのような中で作者を知ることで、作品にもちょっと身近になれると思います。
    ジョグ好きなら分かるところも多いですし。
    色んな方にオススメですよー。

  • 気のせいか、なんとなく体を動かしたくなった。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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