インターステラー [Blu-ray]

監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : マシュー・マコノヒー  アン・ハサウェイ  ジェシカ・チャステイン  エレン・バースティン  マイケル・ケイン 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
4.14
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本棚登録 : 375
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967218152

感想・レビュー・書評

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  • YouTube 真実の目が好きすぎて、ほぼ観終えました。
    その中で映画「インターステラー」がでてきていました。観ていなかったので、これを機に。
    SFと言いつつ、家族愛を語るスケールの大きい美しい作品でした。

    少し前までは、4次元とはxyzにtを加えた4つの軸、というような理解だったのですが、現在の解釈ではもっともっと違うものにになってきていますね(tじゃない、という意味)。
    私たちは3次元空間にいて、その見えているものがすべてと思っていますが、実は見えていない(感知することができていない)だけかもしれません。

    私たちの想像を超える、遥かに大きな世界が広がっていること、それに気づくときが来ているような気がします。
    前にも書きましたが、やご(トンボの幼虫)は2次元と言ってもよいような空間で生きていて、ある時、遺伝子が切り替わって、自分の知らない次元(3次元)に飛び立つのです。
    それは2次元のときには知りえなかったことなのだけれど、3次元に旅立った後には、きっとそんなことは忘れてしまっています。3次元は当たり前のこと、知っている人(とんぼ)には何でもないこと、なのです。
    (『どんな薬よりも効果のある治療法/岡田定※』)
    私たち人間も、やごの2を3に、3を4や5に置き換えるだけで同じことがいえるのではないでしょうか?
    この映画でも、次元を越えてメッセージを送るシーンが肝となる部分ででてきます。

    ーーー

    4次元空間を徹底解説!4次元空間の構造と進入方法は?【真実の目】
    https://youtu.be/oE8JR6_8amM

  • 壮大なSFストーリーです。
    絶対に一般受けはしないでしょう。
    ですが宇宙、未知なるフロンティアに半ば挫折した
    現代人を勇気づける内容だと思います。
    スマホを良いけど宇宙技術も発展しないかなぁ。。

  • SFど真ん中。
    高次元、事象の地平、ブラックホール、相対性理論、テラフォーミングなどなど、出てくるキーワードだけでわくわくが止まらない。

    BGMで煽ることなく物語は淡々と進む。
    また、宇宙空間では音全てを排することで、宇宙空間という死と隣合わせの場面の緊張感はより高まっていて、音の使い分けがとても上手い。

    もちろん山場はしっかりあり、むしろ普通の映画より山場は多いぐらいなのだが、いちいち演出で盛り上げすぎず進行するため胃もたれ感もなく、それでいて画面に釘付けとなってしまう。
    気がつけば3時間があっという間に経過してしまっていた。

    ワームホール、4次元、5次元の描き方が興味深かったが、5次元はやや唐突だった気もした。

    とにかく内容の濃い作品であり、一度の鑑賞で全てを理解するのは難しいかもしれない。それでも娯楽映画として見応え十分だった。

  • ようやく観ることができた。
    SF映画の中で、一番好きな映画かもしれない…
    SF要素もありつつ、家族愛の物語でもある。
    普通の映画ならご都合展開?と思われがちな部分も、五次元空間というSF要素を散りばめる事で、もしそんな空間があったら…ありえるんじゃないか?なんて納得するし高揚した気分になる。

    最後、アメリアを救えるのか否かはシーンとして出てこないが、きっとクーパーとTARSで救い出してしまうんだろうなあ…と、勝手に想像してしまう。
    あえて映像としない部分にやられたな、と思った。

    終始ずっと飽きさせないストーリーは圧巻。
    人類を救うという強い目的も感情移入しやすい。
    父と娘の強い絆を感じる、素晴らしいSF映画だった。

  • 宇宙の冒険と、親子の絆や愛情が、交互に織り成される。後半で謎がどんどん解けていくのも面白かった。構成が巧みすぎる!
    博士だけ最後の星に行かせるときにかっこよすぎてやばかった。。漢だ
    再会できて本当によかった。。。
    再会したとき年老いた娘に、娘なのかと確認しなかったのも個人的に感動した。親ならどんな姿でも分かるのかな。
    最後また宇宙に戻るのもよかった、別の惑星でアダムとイブになるのだろうか。。。
    私たちの地球もこんな感じで人類が生まれたなら、なにかロマンを感じる。

  • なんとも重い。
    SFエンタメではなく、生とは何か、宇宙とは何かということを考えさせられる。
    物理学を極めるとなぜか神の話になり、ファンタジーになる。シリアスな話だけど、ウラシマ現象が出てくるのはSFファンとしてはついついニヤリとしてしまう。
    宇宙船の中に、オデッセイのマークがいればよかったのに。

  • 内容的に難しい部分が多いけど、それを差し引いても面白くてスケールが大きい。

    そう遠くない未来、こうなってもおかしくないよなぁと思った。

  • 食べ物、時間、当たり前にあるものの貴重さについて考えさせられる。最初の星で少しのミスが地球での十数年失われたということの絶望が辛かった。

  • 面白かった! 途中まで宇宙探索の古典的なSFなのかと思いきや(クリストファー・ノーラン監督なのでそんな訳ないとな思ってましたが)、最終的には時間と重力を用いて人類の進化と愛についての話に着地しました。画も綺麗だし、余韻を残したラストも素晴らしい。楽しかったです。

  • 近未来、地球は慢性的な異常気象で農作物の不作が続いていた。ある日、元宇宙飛行士で農夫、クーパーの元に不可思議な方法でメッセージが届き始める。
    そのメッセージを解読し、指定された場所に向かうと。。。。
    クーパーは家族から離れ、人類の存亡をかけたミッションのために宇宙へ旅立つ。その結果は。。。

    面白い、どうなるんだろう、どうなるんだろうという展開で手に汗を握った。
    ラストの辺りで今までの伏線がつながったときには、おおおおおおおお、そうなるのかーーって感動もの。
    ものすごく楽しめた。

    ラストもまたよかった。
    全体的に暗く重い雰囲気の映画なので、心配していたが、希望が持てる感じで非常に良かった。いうことなし。

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