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- / ISBN・EAN: 4548967218152
感想・レビュー・書評
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YouTube 真実の目が好きすぎて、ほぼ観終えました。
その中で映画「インターステラー」がでてきていました。観ていなかったので、これを機に。
SFと言いつつ、家族愛を語るスケールの大きい美しい作品でした。
少し前までは、4次元とはxyzにtを加えた4つの軸、というような理解だったのですが、現在の解釈ではもっともっと違うものにになってきていますね(tじゃない、という意味)。
私たちは3次元空間にいて、その見えているものがすべてと思っていますが、実は見えていない(感知することができていない)だけかもしれません。
私たちの想像を超える、遥かに大きな世界が広がっていること、それに気づくときが来ているような気がします。
前にも書きましたが、やご(トンボの幼虫)は2次元と言ってもよいような空間で生きていて、ある時、遺伝子が切り替わって、自分の知らない次元(3次元)に飛び立つのです。
それは2次元のときには知りえなかったことなのだけれど、3次元に旅立った後には、きっとそんなことは忘れてしまっています。3次元は当たり前のこと、知っている人(とんぼ)には何でもないこと、なのです。
(『どんな薬よりも効果のある治療法/岡田定※』)
私たち人間も、やごの2を3に、3を4や5に置き換えるだけで同じことがいえるのではないでしょうか?
この映画でも、次元を越えてメッセージを送るシーンが肝となる部分ででてきます。
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4次元空間を徹底解説!4次元空間の構造と進入方法は?【真実の目】
https://youtu.be/oE8JR6_8amM詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
壮大なSFストーリーです。
絶対に一般受けはしないでしょう。
ですが宇宙、未知なるフロンティアに半ば挫折した
現代人を勇気づける内容だと思います。
スマホを良いけど宇宙技術も発展しないかなぁ。。 -
SFど真ん中。
高次元、事象の地平、ブラックホール、相対性理論、テラフォーミングなどなど、出てくるキーワードだけでわくわくが止まらない。
BGMで煽ることなく物語は淡々と進む。
また、宇宙空間では音全てを排することで、宇宙空間という死と隣合わせの場面の緊張感はより高まっていて、音の使い分けがとても上手い。
もちろん山場はしっかりあり、むしろ普通の映画より山場は多いぐらいなのだが、いちいち演出で盛り上げすぎず進行するため胃もたれ感もなく、それでいて画面に釘付けとなってしまう。
気がつけば3時間があっという間に経過してしまっていた。
ワームホール、4次元、5次元の描き方が興味深かったが、5次元はやや唐突だった気もした。
とにかく内容の濃い作品であり、一度の鑑賞で全てを理解するのは難しいかもしれない。それでも娯楽映画として見応え十分だった。 -
なんとも重い。
SFエンタメではなく、生とは何か、宇宙とは何かということを考えさせられる。
物理学を極めるとなぜか神の話になり、ファンタジーになる。シリアスな話だけど、ウラシマ現象が出てくるのはSFファンとしてはついついニヤリとしてしまう。
宇宙船の中に、オデッセイのマークがいればよかったのに。 -
内容的に難しい部分が多いけど、それを差し引いても面白くてスケールが大きい。
そう遠くない未来、こうなってもおかしくないよなぁと思った。
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面白かった! 途中まで宇宙探索の古典的なSFなのかと思いきや(クリストファー・ノーラン監督なのでそんな訳ないとな思ってましたが)、最終的には時間と重力を用いて人類の進化と愛についての話に着地しました。画も綺麗だし、余韻を残したラストも素晴らしい。楽しかったです。