- Amazon.co.jp ・電子書籍 (170ページ)
感想・レビュー・書評
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なんかよくわからないけど読んでてイライラしてくる。
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こういうの、好き!面白かった。周りに好かれよう、嫌われまいと「イイコ」仮面をかぶる千歳。でもひょんなことから美術予備校を見学することになり、そこに通ってる男子に仮面を見破られ…
って、あらすじだけみてたらそんなに…そそられる感じでもなかったんだけど。実は(^^;
塩対応男子が、簡単に主人公になつくんじゃなくてしっかり塩対応続きなのがいいんだよねー。意地悪してるわけじゃないからいいなと思えば「いいじゃん」って言うし、真剣に美術に向かってればそれに応えてくれる。
好きなこと面白いことに向かってるときはめっちゃ楽しそう。
でももう一歩、彼自身に踏み込もうとするとブロック。
主人公も、仮面とると中々ズバズバ言う性格だしちゃんと自分の「好き」を持ってて、恋愛だけじゃなく熱中できることがあるのがいい。
予備校の子達…目黒ちゃんとかもすごいスコーン!としててすき。
予備校でのわちゃわちゃした感じや、会話のリズムが楽しい。
予備校での様子とかもリアルで、読んでて面白い!
このところ「人気」って言われてる少女マンガよんでもイマイチ自分には刺さらないな~…と思ってたけど、この作品は好きだな。続きを読むのが楽しみ。 -
虐められていた事があって、周りに嫌われないように仮面を被ったように外面を良くしていた子の話。
仮面が通じない、というか仮面のような表情に胡散臭いと思っても、その事を本人に言っちゃうような人があんまりいない気がする。
その辺が千歳が樹に惹かれる理由として納得出来たので、すんなり楽しめました。
「誰かに大丈夫って言ってもらえないとなにもできないの?」
って樹が聞くところで、出来ないと思うけど?と思いました。
そんなにみんな強くなくない?
樹は一人でも頑張ろうとしてる人なのかな、と思いました。
変わろうと頑張る姿が読んでて気持ちいいですね。
完璧なような樹にもまぁ抱えてる問題があって、というのはよくあるパターンだけど、どう乗り越えていくのかが気になるので続きも読みたくなりました。
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ふぁいと
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アート系の男子が好きだったころの自分を思い出す漫画。「少女漫画もここまで来たか!」と★五つ。美大あるあるじゃないけど、やけにリアリティの高いキャラ設定に脱帽。言われたくないことをズケズケというアーティストのたまごらも、それなりに悩んでいるわけであって垣根のない人間関係におもわずほっこりしてしまいます。仮面女子である主人公が自分を出すことに苦戦する姿に思わずガンバレといいたくなるのは私がそうだったからかも。