ヴィジット ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

監督 : M・ナイト・シャマラン 
出演 : オリビア・デヨング  エド・オクセンボールド  キャスリーン・ハーン  ディアナ・デュナガン  ピーター・マクロビー 
制作 : スティーヴン・シュナイダー  M・ナイト・シャマラン  ジェイソン・ブラム 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.23
  • (9)
  • (32)
  • (48)
  • (13)
  • (6)
本棚登録 : 185
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102378080

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ※途中重要なネタバレ含みます。

     「地下室はカビだらけだ。入るなよ」はホラー映画のフリです(笑)
     『ゲットアウト』と『ヴィジット』同じブラムハウス映画で近い制作年で、似たシチュエーションで、同じ台詞を聞くことになろうとは(笑)
     おじいちゃんとおばあちゃんの様子が変でカメラをリビングに仕掛けた日の夜、就寝前に「大丈夫か?今日のお前たち変だったぞ」と言ったおじいちゃんに思わず、「いや変だったのはお前らだよwww」と爆笑してしまうシーンもたくさんあります。
     常にカメラからの目線というのも、REDやパラノーマルのようでホラーの定番なんですが、子供からの目線、子供の撮る日常というのが素晴らしかった。ほっこりとしたり、いじらしさに胸を締め付けられたり、ホラーなのに温かい気持ちになります。
     シャマランといったら、独自の感性のどんでん返し!というイメージですが、ストーリーは最初の導入だけでオチが読めるストレートなホラーです。寧ろ私は、この王道展開で行ってくれたから楽しかったです。それを期待して観ていたので、祖父母は別人だし、本物は地下で殺されてるし、訪問者は殺されている、というのが最高です。そこに持っていくまでの不気味さや他の要素で怖がらせたり伏線で楽しませてもらいました。
     展開に期待していた方がもしかしたら低評価となっているのかもしれません。シャマランでグロに期待する人はいないと思うので、それは視聴者の知識不足として割愛しますが…(笑)
     個人的に好きだったのは、軒下の追いかけっこと、オーブンの掃除です。ハラハラさせるだけさせて、でも不気味さは落とさないこのギリギリのラインを描けるのは凄いと感じました。
     あとラグビーの伏線はシャマランらしくて良かったです。悲惨なホラーではなく、いつも主人公たちには人間的な優しさを描こうとするシャマランの作風が好きです。

  • シャマラン監督作品だけに地味で分かりにくいのかな〜って
    あんまり期待して無かったんですが、

    じんわりと怖さがにじり寄ってくる…秀作でした。

    母子家庭だけど母を愛する優しい姉弟が
    母を新しい彼氏と旅行に行かせたくて
    一週間、祖父母の元へ身を寄せることとなる
    母と祖父母は過去の因縁から疎遠ではあったが
    孫である姉弟には優しかった。
    でもそれは昼間だけで、
    夜は近寄ることも出来ないほどの
    異常行動が繰り広げられていた…
    夜ごと夜ごとにその奇行は激しくなり
    エスカレートして行く…そして、

    ちょっとマジで怖かったです。
    こんな事ってあり得ない…って思う反面、
    あり得る…とも思えちゃう。だから怖い…

    別に凄惨な場面も出てこないし、グロい所もない
    けれど日を追うごとに垣間見せる明らかな異常性…
    老人だから…と贔屓目に見ていたのに、
    突如、意表を突いてくる。マジか…って

    思わぬ怖さに背中が寒くなりました。なかなかの秀作です。

  • 知りたくないこと、聞きたくないことに姉弟がどんどん首を突っ込んでいくのがいや〜な感じ。最後はドキドキの展開。面白かった。

  • 面白かった〜!
    サスペンス&傷ついた心の修復。
    ホラーだと思って見ていたけど最後にほっこり。

    生まれて初めて会う祖父母宅に1週間お世話になる姉と弟。
    ドキュメンタリー映画のようにその1週間を動画におさめる形式で映画が進む。
    母親は若い頃に男と駆け落ちして両親と疎遠になってしまっていたが、ネットで娘を見つけ出した祖父母が子供に遊びに来るように誘っていた。
    母親は駆け落ちした男と二人の子供をもうけたもののうまくいかず現在シングルマザー。
    でも新しい彼氏も見つかり、子供二人を祖父母に預けている間に豪華クルーズ旅行へと出かける。
    母親は二人の子供をとても愛しており、女手一つで子供を育てていた良い母親だけれど、駆け落ちしたのに上手くいかなかった事を両親に罵られるのではないかと思い両親には会えず、子供たちにもあまり過去の両親の話をしたがらない。
    しっかり者のお姉ちゃんも優しくて賢い子だけれど、両親が離婚してからは自分の顔を鏡で見ることができなくなってしまった。父親に捨てられたと思い自分のことを愛せていないのかもしれない。
    弟は自らTダイアモンドと名乗りラップを動画配信するお調子者だけれど、こちらも両親の離婚以来、極度の潔癖症になってしまい、自分がアメフトの試合で上手くできなかった事が父親を失望させたと思い込んでいる節がある。

    手作りオヤツで温かく向かい入れてくれた祖父母。
    しかし、夜になると祖母はそこら中でゲロを吐いたり四つん這いで家の中を走り回り壁を掻き毟る。
    祖父も自分の汚れたオムツを小屋にコッソリためこんだり、見知らぬ人に激昂して殴りかかったり急に仮装パーティーに行くと言い出したりして様子がおかしい。
    認知症を思わせる様子が多々見られるがやがてとんでもない大どんでん返し。

    認知症かな?悪魔憑きかな?なんて思って見ていたのでどんでん返しにビックリ。
    察しの良い人は散りばめられた匂わせにすぐ気がつくかもしれないけど、後から考えたらなるほど〜!と思うことばかり。
    でも、駆け落ちしてロクにあっていなかった両親に自分は会わずに子供だけ送り込むかね?ってのは気になったけど、まぁ話の終わりも綺麗にしまっていてとても良かった。
    かなり酷い目にあった子供たちのトラウマを心配しちゃったけど、最後のラップで安心。
    荒療治で元々あった心の傷が癒えた感じ。

  • “2015年アメリカ映画。休日を過ごすため田舎にある母方の祖母祖父の家を訪れた姉弟は、優しい二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごすこと、遠慮なく食べること、夜9時半以降は部屋から出ないことという内容だった。夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……予想外の結末が待っている。「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」といった人気ホラー作品を手がけるプロデューサーのジェイソン・ブラムと初タッグを組んだスリラー映画。”

    3つの奇妙な約束というのに惹かれて観た。
    RECのようなハンディカメラを用いた撮り方なので、好き嫌いは別れると思う。
    こんな状況でよく冷静に撮れるな…というような突っ込みはさて置き、割と好きな方かな。
    弟のキャラも初めはウザキャラに思えたけど、緊迫した雰囲気の中、汚い言葉の代わりに女性アーティストの名前を呟いたりと中々和ませてくれる(笑)
    潔癖なのに汚物にまみれたオムツを(あ、韻ふんだw)顔に付けられた時は流石に同情した。
    その後のラップで石鹸2個で洗いまくったって言ってて笑った(笑)
    最終日のオチには変に勘ぐって観てなかったので正直ビックリした。
    最後は弟のラップでエンドロールが始まる。
    結構センスは良かったと個人的には思う。

  • 弟のラップが最高!

  • シャマラン復活!!詐欺ではなかった。面白かった。ラップも最高w

  • 恐怖と笑い、そして家族愛が見事なハーモニーを奏でる傑作です。

  • じわじわと来る不気味な恐怖、そしてSkype越しに伝えられる驚愕の真実とそれを境に加速する恐怖。面白かった。

  • 床下のババァが激速い。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×