教場 (小学館文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 警察学校の教師の病欠にて急遽、教場に立つことになった風間。現場に出るまでの生徒が思い悩んだり、仲間を恨むことにより、さまざまなトラブルに発展していくが、風間が生徒を見守りながら、解決に導いていく。短編集のような作りになっていて読みやすい。

  • ドラマ化されている教場。面白くてKindle Unlimitedで読了。その怖さ、警察学校で行われている人間関係によるミステリーなど、読了後に不思議な感覚に包まれました。続きも50%還元中なんで読んでみます!

  • TVドラマ「教場0」を見て、原作を読みたくなった。警察学校「教場」を舞台にしたユニークな警察小説。

  • かなりリアリティあるらしい警察学校絡みの短編小説。

    各短編が微妙に絡み合っていてつまらなくはなかったですが、帯に書いてあった「すべてが伏線。一行も見逃すな」というのは過剰広告かなあ…。あと、全体的に学校生の行動が異常かつ稚拙すぎるのもマイナスポイントかな。

  • 警察学校を舞台として人間ドラマ兼推理小説。警察学校のがどんな場所なのか良く分かって勉強になった。警察官になるにはこんなに厳しい訓練を受けるのかと警察官を見る目が変わった。風間が教官ではなく刑事として指導していた教場0も面白かったけれど、今回の作品の方があまり描かれない特殊な環境なので新鮮味があった。

  • なかなかピリっとした佳作ですね。

  • 1、少し登場人物がごちゃごちゃしてる。
    2、教官の風間は絶対に捜査班に行った方がいい。
    3、ミステリー要素が強い。

  • 警察学校の教官や生徒たちの話。

    鋭い洞察力で警察学校内で起こる物事の裏側まで見抜く指導教官の風間。生徒同士の歪み合いや、裏切りなどの問題を楽しみ、風間の切れ者ぶりに感心する作品。

  • この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。まさにその通りのストーリー。全てが伏線で必ずストーリーが繋がって行くとても面白い作品です

  • 警察の技術、全く知らずにいたけど、ホントすごい。警察官になるのも大変なのね。登場人物それぞれのバックボーンがあって、得意不得意なものを活かしながら困難を乗り越えていくところがオモシロかった。いろいろな警察官がいるということね。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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