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感想・レビュー・書評
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これを読むと会社にいるお荷物さんへの苛立ちがスッキリする。
パレートの法則は、刺激反応の閾値のバラツキに依るというところ、とても納得できた。意識高い系は刺激沸点の低い系とも言える。
コロナ禍で同調圧力が蔓延してるけど、なんの気なくはみ出して旅行に出かけるのも、何かの意義があるのかも。手洗いうがいマスクはして頂いて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ムシの世界を研究している筆者が、集団と個の関係性について解説している本
反応閾値の違いによる話や、管理職がいなくてもうまくいく社会が面白かった -
働き者として知られる働きアリだが、実はその7割はいつも休んでいて、1割は一生働かない! だがこの事実にこそ、組織存続への秘密が隠されているのだという。
巣から追い出されるハチ、敵前逃亡する兵隊アリなど「ダメな虫」がもたらす意外な効果。 -
”ほとんど”働かないアリに意義があることの説明は、納得できる(忙しさに対する反応の閾値が、働きアリごとに違うため。こういう風になっていると、一斉に働き出すことによる多くのロスが回避できる。少々違うがシステム思考のビール工場ゲームの要素と似ている)のだが、まったく働かないアリの意義については、「わからない」そうだ。きっとこれは不良品なのだろうから、意義を考えるのではなくて、不良品になった理由を考えたほうがよいだろう。
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メインは働かないアリの話ではないし、マネジメントとかとも関係ない、なんでそう思ったのか分からんけど勘違いして読んだ、研究者って大変よねって話、とても面白い本だった。