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感想・レビュー・書評
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2016.9.18 毎日新聞 加藤陽子書評
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このころの自民党の支持率が下がっている理由を情報分析会議で報告すると、茂木氏は「なんだ、問責(を) 出すと評判(が) 悪くなるのか」と驚いていた。なんとなくはわかっていても、データで明確に示すと説得力がある
知財でもこういう説得ができればと思います。分析分析とよく聞くものの、なるほどと思った分析結果にお目にかかったことはありません。自分もできません。出来るようになりたいです。どうやったら出来るようになるかがわかりません。
なので、統計の勉強でもがいています。この道が正しいかどうかはわかりませんが、まずは人に誇れるくらいの素養は身に付けたいと思います。この道の適否はある程度身につけてから考えます。 -
自民党の野党転落から、政権復活までを、情報面でサポートされた著者による回顧録です。ネットという要素の絡む現代、情報をリアルタイムに把握し、それに対応することがいかに重要になってきているかが分かります。そしてそれをいかに簡潔に、必要な依頼主に知らせるか、その仕組み作りの具体例は、政治という舞台ではなく、仕事をする上でも十分に示唆を得ることができました。
情報の氾濫する世の中だからこそ、それをいかに効率的に集め、集約し、役立たせるか。その仕組みを作ること。そのためのノウハウを得ることができると思います。 -
加藤の乱から10数年で、政治家とネットの関係はどうなったか。いわゆる空気をよんで炎上を避けネットを敵とせずに大過なくやり過ごすってのが一応の結論みたい。web2.0とは動員の論理とはなんだったのか。ネットは敵に回すと面倒臭いが集票マシンにはならないのだなあ。