海よりもまだ深く [DVD]

監督 : 是枝裕和 
出演 : 阿部寛  真木よう子  小林聡美  リリー・フランキー  池松壮亮  吉澤太陽 
  • バンダイビジュアル
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569648037

感想・レビュー・書評

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  • TVにて
    阿部寛のダメ男ぶり,いっそ清々しい.だけどこういう中途半端な悪は返って周りをもダメにするのよね.樹木希林さんが流石の貫禄でした.

  • 良い。
    離婚しても、お金が無くても親子は親子なんだな。
    樹木希林は流石、名演技。いや、地なのかも。
    阿部寛、良い。
    見所は、親子、夫婦の会話。これが絶妙。そうだよなって思わせられる。

  •  樹木希林の映画が見たくて,1ヶ月前から「Prime Video」に参戦している。月500円って,めっちゃ安い。本棚にDVDが溜まっていくのは,もうごめん。場所がない。でも,欲しいやつは買ってしまうだろうけど。

     樹木希林は,阿部寛の母親役。料理番組のような手つきで料理を作る姿が印象的。

  • 是枝監督の、庶民(しかも貧しめの)の日常は すごい。自身も そんな生い立ちじゃないと描けないよな…?いやどうだろう。そして監督の好きな演者が ふるいにかけられてきている……

  • 10月18日(金)観終わった。アマゾンプライムで。

    もう少し何か盛り上がりというかエピソードがあるのかと思ったけどけど、特に何もなかった。けれど樹木希林と阿部ちゃんが良かった。真木よう子は疲れた感なしで、味はなかった。

    樹木希林のセリフで、「何かを諦めないと幸せになれない。」というような内容のものがあった。なるほどと思う。欲張るなと。
    幸せのためなら諦めてもいいやん、とも取れる。意味深。 

    「男は何で今を生きないの?」みたいなセリフも。
    見るたびに印象的な言葉が増えそう。役柄からではなく、樹木希林そのものから出ているような言葉に感じた。

  • 内容はあまりはまらなかったけど、名言?はかなり多かった。

  • 題名って テレサテンだったんだ
    樹木希林さんの出てるのは観てしまう

  • 何かが足りなくても
    すべてが万事順調でなくても
    思っていた未来と違っても
    平気で生きていく。

    「人生なんて単純よ」
    樹木希林さんの演技がキラリと光ります^ - ^

  • 樹木希林さんの
    「男の人ってなんで今を愛せないのかね〜」
    「海より深く愛した人なんていない、凡人にはそれが普通」が深い

  • 樹木希林の元気な姿が涙を誘う、そして阿部ちゃんのダメ男振りは「自虐の詩」で実証済みのはまり役。

    それにしても、セリフ回しやストーリー展開のリアリティさやディテールの細かさは監督の実体験だから?

    日常の何気ない一コマで人生を語らせる手法は日本映画らしくてよかった。

  • こんなはずじゃなかったし、
    どこで間違えたのかわからないけれど、
    いつだって人生は今を愛して生きるしかなく、
    それは単純なことなのだ。

    人は簡単なことに気がつくのに、
    ひどく遠回りをして、時間をかけて、
    そして傷つく。



    是枝監督が描く家族はいつもチクリと痛く、
    生々しい。
    そして、食事が美味しそう。

  • なりたい大人になれている人はどれくらいいるんでしょう。

    それ以上になれている人もいたりするのかな。

    息子役の子、魅力的だった。

  • 好きです。小説家を諦めきれずに探偵事務所で中途半端な仕事をして、養育費も支払えず、別れた女房の気持ちも捨てきれず、子供への思い捨てがたく。母親の年金を頼りにするような、どうにもならない燻った男を阿部寛さんが、なんとも言えない顔で演じています。樹木希林さん、うまいです。

  • こういう邦画はよい。

  • 海より深く人を愛したことなんかないけど、でもだからこそ毎日楽しく生きていけるんだって。
    劇的じゃない、別に素敵じゃない、なんなら腐ったしょーもない現実。でもそれは必ずしも否定すべきものでもない。
    あまりにも劇的で素敵だと、情熱が勢い余って今頃死んでるかも。
    ダメなやつはダメで、戻らないものは戻らない。
    けど人生は正解不正解で分けられるもんでもない。
    もしかしたら誰も悪いやつじゃない。
    複雑だなーと思いきや、人生なんて単純よ、って。
    樹木希林の説得力たるや。

    色々なことがそのシーンによって束ねられてその感じが心地よかった。
    よくわからないけどなんとなくわかるような。

    あんまり大袈裟に悩んでも仕方ない。
    毎日楽しく生きりゃあいいのよね。
    かけがえのない、台風の日、無くなったはずの家族が不可抗力で一緒に過ごせるような日だって あるんだから。
    力抜いて、あれをあれして生きていけばいいのだ。

  • 良き映画。

  • なりたい大人になるのは大変だ。

  •  是枝裕和監督の新作『海よりもまだ深く』を、新宿ピカデリーで観た。

     阿部寛と樹木希林が親子役、という点では『歩いても 歩いても』の続編のような趣だが(設定は全然別人)、今作のほうがずっとコミカルな仕上がりである。
     おそらく、是枝監督の映画でいちばん笑いに満ちた作品。コメディといってもよいくらい、随所で淡い笑いがはじける。

     阿部寛が演ずる主人公は、別れた妻(真木よう子)に未練たらたらな中年探偵。
     この設定で私が思い出すのは関川夏央・谷口ジローの名作劇画『事件屋稼業』だが、是枝監督がありきたりなハードボイルド映画など撮るはずもなく、さらにひとひねりが加えられている。主人公は十数年前に純文学の新人賞を取ったきり鳴かず飛ばずの小説家であり、探偵稼業も「小説の取材」と称してつづけているのだ。

     小説家としての自分もあきらめきれず、別れた妻と息子のこともあきらめきれない中途半端なダメ男ぶりが、えも言われぬ味となっている。

     子役からドキュメンタリーのように自然な演技を引き出す「是枝マジック」も健在。阿部寛とタメ年でもあるため、主人公に感情移入してしまった私は、息子のセリフに泣かされた。

  • Amazonプライム・ビデオで。世の中ではありふれてそうな話を題材にしているが、俳優さんの演技のあまりの自然さに感心してしまう。特に盛り上がりをみせるわけでもなく、終始淡々としているが、何故か最後まで飽きずに観てしまった。

  • 間延びの一言。
    樹木希林と池松壮亮のために見たということにする。

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著者プロフィール

著者)是枝裕和 Hirokazu KORE-EDA
映画監督。1962 年東京生まれ。87 年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオン に参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。14 年に独立し、制作者集団「分福」を立ち 上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『そ して父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画 祭パルムドール、第 91 回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、『真実』(19/ヴェネ チア国際映画祭オープニング作品)。次回作では、主演にソン・ガンホ、カン・ドンウォ ン、ぺ・ドゥナを迎えて韓国映画『ブローカー(仮)』を 21 年撮影予定。

「2020年 『真実 La Vérité シナリオ対訳 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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