天冥の標Ⅸ ヒトであるヒトとないヒトと PART2 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • アクリラとかアダムスの振り切った感じの美形キャラが好き。気が強い美少年が好きなんですよね…自分の美しさを強みとして肯定しているのが良い。

  • 宇宙人たちの動向で一気に形勢逆転するいつもの展開ながら、ほどよくアクションとかあって最後はまたわくわくするような展開を予見して終了する見事な展開
    ちょいちょい過去の人物関係が出てくるのはここまで読んできた人のご褒美みたいな感じがする
    ここまできたらさらに高く大きな物語へと昇華してほしい

  • とある惑星が舞台であった第1部から、第2部は急に過去に遡ったり、舞台がゴロゴロ変わって、部毎に作品の様相がまったく変わる奇想天外なSFシリーズ。第10部で完結予定となっており、第9部はメインストーリーに戻ってきてからの話で、過去の伏線を回収しつつ物語全体の風呂敷が閉じ始めてきた。今までの伏線が綺麗にたたまれる展開は個人的に非常に楽しめた。ただ、物語の一番大きな流れである、とある2大勢力の闘いについては、第9部で目立った動きがあまり無かったので、第10部でも決着が付かないのでは無いのか、とそんな事も考えた。

  • 2009 年 9 月に始まった天冥の標。
    ようやく第 9 巻が完結。
    残りはあと 1 巻・数冊。でも 2018 年以降のことらしい。
    巻末の年表・人物・用語集に毎回助けられているが、
    第 10 巻が出る前にはもう 1 度、
    第 1 巻から第 9 巻まで全 14 冊を読み直したほうが良さそうだ。
    星雲賞・日本SF大賞確実な大作名著をしっかりと見届けたいから。

  • まぁ、第1巻からの長いお付き合いだから読んではいるのだが正直なところ長々とあらすじを読んでいるような気分がしてきた。初期のころと比べてくっきりした主役がいないからか?

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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