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- / ISBN・EAN: 4988104106544
感想・レビュー・書評
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いやー、すごかった。
なかなか妻夫木聡と綾野剛のきわどいシーンもあったりするので苦手な人は苦手かもですが。
こんだけ演技の上手な人が体当たり演技してるのに話題にならなかったんだなー。
また手配写真が上手な!
みんな似て見えるんだもんなー。
森山未來はやっぱりさすがでした。
オンオフがすごすぎて狂気を感じる…そして、案外お!と思ったのが広瀬すず。若手女優さんの中でも上手ですねー。
それぞれの怒り。それはちょっとでてくる人ひとりひとりの怒りがあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悲しみが怒りにつながり、色々なものが見えなくなる。大切なものは減っていく。
深いけど観るのに覚悟のいる映画。 -
怒怒怒・・・
八王子の一軒家で夫婦が惨殺される殺人事件が発生・・・
現場には『怒』という血文字が残されていた・・・
犯人として指名手配された男はどうやら整形して逃亡中・・・
1年経ってもまだ未解決・・・
テレビなどで指名手配の顔写真が公開された・・・
あれ?
似てる・・・?
愛しい人・・・
信じてる人・・・
が・・・
もしかしたら・・・
殺人犯なのではないか?
まさか?
そんなわけない・・・
でも?
何だか似ている?
特徴も・・・
え?
ウソでしょ?
信じたい・・・
ウソであってくれ・・・
という思いと・・・
でももしかしたら、という拭いきれない疑念との間で揺れ動く登場人物たち・・・
と観ているボク・・・
3つのプロットがあり・・・
それぞれにワケアリ男が出てくるわけですが・・・
その誰であって欲しくもないと登場人物たちとつい一緒に願ってしまう・・・
ぐらいに皆様の演技がグンバツ・・・
特に渡辺謙、宮﨑あおい・妻夫木聡・佐久本宝、広瀬すずの信じたい側ね・・・
誰が殺人犯なのか、は二の次になるくらいに魅せてくれる・・・
いや、もちろん松山ケンイチ・綾野剛・森山未來の疑わしい側もやる・・・
ちゃんと3人それぞれに怪しく感じる・・・
視覚的にも犯人のシルエットがマジで3人のメンズ誰でもいけそうに見えるのである・・・
でもミステリ部分はあくまでメインではない・・・
信じたいと、でももしかしたらとの狭間を行き交う擦り切れそうな葛藤っぷりと・・・
信じ切れなかった者たちの深く激しい後悔と信じ切れなかった自分への怒りと・・・
信じていた人からの残酷すぎる裏切りに対する止めようのない怒りと・・・
どうにもならないものへのやり場のない怒りを・・・
マジビンビンに感じる皆様の演技こそがメインで、それはとてもgoodでした・・・ -
素性の知れない他人を信用できなかった自分への怒り。米兵に辱めを受けたことへの怒り。それを止められなかったことへの怒り。侮辱に侮辱を重ね塗りされたことへの怒り。対象のない怒り。
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よく練られた話だけど、
最後の方まで、リアルさが気持ち悪い。
演出がリアルで汗臭く、
イヤ〜な気持ちになる。
役者陣も良いし、話も上手い。
けど、この心地悪さは、イヤだった。 -
めっちゃよかったですね。
第一線にいる俳優陣が、なぜ第一線にいられるのか体現してくれます。
ストーリーも配役も余韻も文句ありませんでした。
必ずいつかまた見たいですねー