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- / ISBN・EAN: 4988166201300
感想・レビュー・書評
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いじめられっ子でホラー映画好きの少年は兄が殺人鬼で部屋に生首を隠していることに気づく。。。
普段ホラー映画を見て怖いと思うことはほとんどないのだが、これは怖い!と思った。
この映画の狂気は殺人鬼の兄ではなく、そんな兄を受け入れて内緒にしておく弟の方。兄もそんな弟を受け入れる。この兄弟は両親や社会を自分達とは違うものとして拒絶していて、二人の絆が感じられるようにもストーリーはできているのだが、最後にその想いは大きく裏切られることになる。
緩急のついた容赦ないグロがこの映画にとても合っている。DVDでなくビデオで映画を見る時代設定。この映画自体がそういった頃の自主製作映画みたいなカメラワークなのも良い。
ところどころのグロもひどく堅気の人は見てはいけない部類のホラー映画。
ホラー映画好きで心配な子どもに見せるとショック療法になる? いや、ショックが強過ぎでしょ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
兄弟愛だけは死守する映画。
ジャケット「お兄ちゃんはそんな事しない」 -
兄が生首をクローゼットの奥深くに隠しているのを知ってしまった弟。マンガを描くのが趣味で特にホラー、スプラッターが好きな弟は、普通に過ごしているだけなのにいじめられている。
自分の居場所が無い弟と、そんな弟にシンパシーを感じる兄。ホラー映画だけども兄弟愛が描かれる。スプラッター強めで子役も大変だなと思いながら鑑賞した。 -
途中までは何か怖いけど青春って感じのスタンドバイミー的なのかなぁ、とか思ってたら、中盤から一気の押しでぶっ飛ばしてきた。侮れんですよ、これは。
ていうかこのグログロを画面に惜しげもなく晒しておきながら、チンコにはモザイクかけるってもう何が良くて悪いのやら。とりあえずアソコを見ても大丈夫だけど、このぐちょーんとかオッパイ切り落としたり、目玉グリグリするのはダメだ。チンコの方がマシだ。
そして主人公の最後の達観ぶりは良かった。ナイスエンディングと言うべし。 -
別途
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はじめに。
私は愛憎や好悪などの言葉ではかれない、強いて表現するなら「狂気」や「執着」が一番近い、そんな強い感情が表現されている作品が大好きだ。
「ファウンド」は終日不気味な静けさに満ちているが、映されるシーンの一つ一つには強烈な感情が押し込められている。
この映画で描かれる家族、兄弟、友人。その間にある感情は、それぞれ家族愛・兄弟愛・友愛etc...というような単純明快なワードで語り切れるものではないだろう。例えば兄は弟を、弟は兄を愛しているが、それが人倫という枠の内で是とされる愛かと言えば答えはノーだ。
張りつめた静寂の中、いつか訪れるであろう爆発の予感に息を殺しながら全編視聴した。
ヒューマンドラマとしては残酷に過ぎ、ホラー(スプラッター)としては感情的に過ぎる。
私個人の趣味嗜好としては☆5つ付けたいが、気軽に人へ薦められるかと言えば完全にアカンやつなので☆4にしました。エグい残虐シーンが視覚と道徳心の両方を刺してくるので、苦手な方は観ない方が良いです。 -
資金は少なくとも、本当にこだわって作ってるのが伝わってくる