科学的に元気になる方法集めました [Kindle]

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  • 文響社
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感想・レビュー・書評

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  • 科学的って説得力あるなぁ

  • 心理学や脳科学の世界では、人は「行動してから考える」というのが常識になりつつあるのです。

    それは、「身体の中でも、より主導権が強いのが頭部より下──自分の意志で動かしやすい手足になる」 というものです。

    なぜかというと、意識的に活動しているときよりも、ぼーっとしているときのほうが脳はエネルギーを使っており、その差は 15 倍 にもなるというのです。

    「練習は本番のように、本番は練習のように」。   これは、アスリートやアーティストなど、「一発勝負」にかけるさまざまなプロフェッショナルに聞いたとき、みなさん口を揃えておっしゃることです。

    みなさん口をそろえて言うのが、仕事のパフォーマンスを上げるために健康に気をつかおうと行き着いた先が、この朝の運動なのだそう

  • キンドルのアンリミで。

    こういった自己啓発の本を読みたくなるときは、
    なにか生きるヒントを欲してるとき。
    簡潔に読みやすくまとめられていて、負担が少なくてとてもよい。
    科学的に~という言葉に、なんとなく心強さがある。

    内容はどこかで書かれていたかも?というものもあったりしたが、
    とにかくまず体(行動)からが大事なので、
    小難しいことを抜きにして、今すぐできる
    「背筋を伸ばす」「お茶を淹れる」「空を見上げる」などとても良いと思った。

    自己啓発やハウトゥ本の罠は、読んで変わった気になること。
    今後、一つでも実践していきたい。

  • 文字通り、元気になる方法を集めた一冊。

    知ってる話も多かったものの、どれもこれも実践的で、参考になった。

  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    この本は、「元気になれるアクション」を紹介したビジネス書です。特徴は2つあり、
    1 脳科学・心理学など、国内外の最新の研究結果から明らかになった科学的に効果が証明されたノウハウであること。
    2 ほとんどが30秒以内にできるティップスをまとめていることです。
    たとえば、“動作に効果音(かけ声)を足すことで、効果や効率が増していく”“「ぼーっとする」ことで、むしろ脳は最大限に働きいいアイデアがわいてくる”など、全40の項目で紹介していく作品です。
    「BOOK」データベースより
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    これまでの経験で、何をすれば元気になって、何をすれば元気がなくなるかはなんとなくわかってるんだけど、せっかくだからまとまった情報を得ようかと思いまして。
    あと、表紙がかわいい(*≧з≦)

    知ってる事柄も多いけど「へぇぇぇ」って思うこともけっこうありました。
    いくつか、私が「ふむふむ」「そうだそうだ!」と思ったことを。
    ・心理学や脳科学の世界では、人は「行動してから考える」というのが常識になりつつある。
      ↓
    そうでしょう、そうでしょう。
    「ちゃんと考えてから動こう」とかいってるよりやりながら考えたほうがいいんだって。
    中学生のころ、「あなたは石橋を叩く前に渡る」と、先生から言われたことがあったけど、昔から合理的に動く女だったってことだ。
    さすが、Ms.めんどくさがり。

    ・楽しいことがなくても笑顔を作るとストレスが軽減されて気分がよくなる
       ↓
    「アリーマイラブ」という海外ドラマが大好きでDVDも持ってるんだけど、そのなかでエレインという人が
    「「幸せ」って簡単よ。幸せそうにしてれば幸せだと皆に思われて、自分にもうつるの。「孤独」はそうはいかないけど…でも「幸せ」は簡単。」
    って言ってて、めっちゃ心に刺さったんだよね。
    楽しいから笑顔になるんだけど、笑顔でいることで楽しいことを持ってきてくれたりもするのよ。
    なので、やっぱりニコニコしてるの、大事。
    孤独はそうはいかないけど。

    ・意識的に活動してるときより、ぼーっとしているときのほうが脳はエネルギーを使っており、その差は15倍にもなる。
      ↓
    これはすごい!!
    マインドフルネスに通じるんだけど、常にインプット・アウトプットしてるんじゃなく、ぼーっとしている時間もめちゃくちゃ大事なんだなぁ。
    「スマホ断食」読んでも行動に移す気にならないけど、こういうのを知るとスマホを置いて「ボーッ」としたくなります。

    ・やけ酒はストレス解消にならない
    ・メスにフラれたオスのハエは、アルコールのエサを好んで食べた
      ↓
    ハエでさえもつらいことがあると酒におぼれるらしい(笑)
    だけど、やけ酒してもストレス解消にはならず、かえってイヤな記憶を強めてしまうらしいです。
    アルコールを常習するとイヤな記憶を消す能力が下がるとな。
    やけ酒、最近してないなぁ。
    ヤケになってないってことだから、ありがたいことだなぁ。20代はヤケ酒ばっかりだったもんなぁ。

    ・威張ってはいけない。
    ・人は本来他者に共感することができる生き物だけど、自分の権力を自覚すると、脳の仕組みによって、共感することができなくなり、相手の気持ちになって考えることができなくなる
      ↓
    わー!おそろし。
    同僚だったときはお互いいい関係だったのに片方が権力を持つと関係が崩れるとか、
    権力を手にした途端、偉そうになっちゃうって話はとても多いですよね。
    自分も身に覚えがあったりするし(>_<)
    本人も無自覚にそうなっちゃったりするし、抜擢する側もそこで変化するかしないかは見抜けないんだろうな。
    優れたリーダーの多くは共感力が高く、共感力が高いリーダーのもとにいる部下ほど成果をあげられるらしい。
    リーダーは、権力によって無自覚に生じてしまう共感力の鈍化に抗い、高い共感力を維持しなければならぬ、ということですな。大変だ。

    ・試験の前など緊張してるときに、不安なことを書き出すと、緊張が緩和される
      ↓
    何が不安なのか、心配なことはなにか、を紙でもスマホのメモ帳でもいいので書き出すと、それによって脳内のワーキングメモリが解放されて、不安が減るんだって。
    緊張しいの人は試すといいね!

    ・13ヶ月間、朝から晩まで言語以外の勉強をさせたグループと、アラビア語やロシア語などの外国語を勉強させたグループでは、言語を勉強したグループにのみ、海馬と大脳皮質の発達が見られた
     ↓
    これが自分的にこの本で一番の「なるほど!」でした。
    言語を学ぶと脳が発達するんですって!
    しかも多言語できればなおよし。
    小学生の英語必修化で慎太郎ももう少ししたら英語勉強することになるし、うちの社長も最近特訓して英会話できるようになったと記事になってたし、私もいちから勉強しようかしら。
    などなど。


    この他にもたくさん元気になる方法が書いてるし、全部に実験とか裏付けがあるものなので、信頼性高いです。
    自分最近元気がないな~と思う人や、しかめっ面な人は是非読んでみてちょうだいな。

  • 全体的にサクッと読める本に仕上がっている本。科学的なエビデンスに基づいていて説得力もある。ただし一点,5のいわゆるガディの研究:「パワーポーズ」については,追試の結果,効果がないことが言われているのでそこは要注意(そこまでは編集が間に合わなかったのかな。)

著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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