クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書) [Kindle]
- PHP研究所 (2017年1月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (155ページ)
感想・レビュー・書評
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筆者の経験談として紹介されていた中で、人を潰して出世することを、さも当然のこととのたまう人間がいるということに驚いた。人のことにそこまで鈍感になれるというのは、さぞや幸せなことだろうと思ったが、だいたいそういう人は、自分の痛みには人一倍敏感だったりしそうだ。腹立たしい。
残念ながら今の社会にそういう人はいるし、日本の社会のシステムとしてそういう人が駆逐されにく状況となっている。変化の激しいこの時代にどこまで生き残るかは不明だが、いつかの未来より、いま目の前にいるモンスターからの猛攻を耐えしのばなければならない。
自分のメンタルの状態に気を配り、いつものと違う感じかたをしたら、それが続いたら危険かもしれないと気づくこと、日々のメンテナンスを疎かにしないこと。
気づこうとしなければ、見えない、気がつかないことは存外多いものです。モンスターに出会った時の参考としてオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クラッシャー上司には近づかないか他人事として考えたいが、しょうがない赤ん坊だなと考えてはみるが、なぜか罪悪感に駆られる。
純粋に仕事をしたいし、考えたいのに、
クラッシャー上司の対処をしなければならないなんて、面倒くさいの一言である。
純粋に仕事をしたい気持ちを阻害するのがクラッシャー上司なわけだけど、そんなところに自分の活躍の場はないし、自分の力を発揮できるのは何年先なのだろう、それまでに実力はつくのだろうかと考えると全くもって時間の無駄だである。
クラッシャーが環境によって育まれるのであれば、
他人同士が集まる会社の中でその性格が発揮されるなんて、迷惑千万だ。