仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? [Kindle]

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  • 文響社
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感想・レビュー・書評

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  • ミスは当然起こり得るもの、その時の気持ちのもちようが大事と諭す本書。
    ミスの言い訳を考えることがどれだけ自分にとってマイナスなのか、ミスをしたときの謝り方について、ミスをしないためには極力少ない手順を考える思考などは大いに参考になった。試行錯誤のひとつの出来事ととらえ、つきにどう挑めばいいかを今の自分に置き換えながら読んだ。また、自分なりのマニュアルを作成する気持ちになれた。何より、ミスをしたときの落ち込みを軽減するのに役に立ちそうな心構えを教えられて気持ちが軽くなった。

  • 忘れ物などが多くミスが多い私がどのようにすれば忘れ物を減らせるのかが気になったから読んだ。
    忘れ物等を意識によって減らすのではなく忘れ物をしないような仕組みづくりが1番重要であることが分かった。
    ポストイットを使い、やる順番に重ねて使うTo Do リストはとても面白く実際にやってみたいと思った。

  • 特に真新しいことなし

  • 瞬読output
    大きな目標を細分化して小さい目標こなして行く
    専門家に聞くことも大事
    指示を言い換えて確認する
    失敗したことで良くなった事を考える
    落ち込んでもくよくよしない
    どうやったら失敗するかをあえて考えてみる
    全く予想のつかない失敗は少ない
    過去に必ずヒントがある


    【200114:7875文字】
    失敗をしたら、対策を考える→成長できる
    がむしゃらな努力はしない→どうしても失敗するには理由がある
    自分の仕事をマニュアル化してみる
    todoリストを付箋に書き、優先するものから並べていく。タスクが完了したら捨てる。
    失敗は計画不良が原因(作業不足、計画不良、管理不良、能力経験不足)
    うっかりミスは注意すべきタイミングとダブルチェックが大切
    相手の言葉を自分の言葉に落とし込んで復唱する
    メールなどで記録を残す
    ソフトのチェックであれば、グラフ化してチェックをする
    計画→行動→結果のサイクルで物事は回っている
    計画不良→原因を追求する
    どのくらいの期間でできるか把握する
    ミスは言い訳をしない。人のせいにしない清々さを持つ→評価に繋がり自信がつく。ミスは成長できるチャンス。余裕を持ってミスを捉える。
    ミスは物事の始まりでもある
    【謝り方】理由を言って謝る。最初に謝ると相手は最悪を想像してしまう。迷惑をかけた相手を中心に考える。

  • 当たり前の事が書かれているが、あらためて気づく事、新しく知ることもあった。

  • 設計として図面作業に専ら取り勝っている私の近況は、3人の部下と共に仕事を分担している。素人なりのIT化・依頼肯定の簡素化をして、仕事のスピードを高めた結果、待っていたものは提出図面の数に応じて売上増加(今後も見込める)とそして不随して発覚するミスの数。ミスは設計者にとって苦しみでしかない(尚、現場は実務的に困らせる。)。誰もがミスをしたくてしているわけではない。ミスをした人を責めるのもまた不毛。ミスを失くすにはマンパワーに頼らず仕組化をどれだけ進められるかに焦点を当てるべきである。

    ミスが発覚した際に気を付けるというワードを良く耳にする。だがミスは気を付けるではなくならない。ミスをなくすには、「人的にやらない仕事」を減らせるかかが、キーポイントだ。つまりPCにどれだけ単純作業を任せられるか。コピペで済む内容をIT化すれば、入力ミスを大幅に減らせる事だろう。
    情報共有にとっても同じことだ。皆が同じデータ内で作業をすればいい。これだけで情報伝達ミスが減る。
    チェックは内容を細分具体化して曖昧な表現でなくする事。そして目線を変える事。具体案としては、他人(常識がない分素人にもメリットが出る)視点を変える。だけでもかなり減らせるだろう。
    イレギュラーばかりの内容にせずにある程度、「型」にはめる。自動化できるのもメリットの一つだ。
    大きなミスが発生するには、小さなミスが何個もあってそれが表面化しただけかどうか。ミスを減らすためには、どうにかなったという事に対しても復習をし、同じミスをしない様にする準備が必要。
    やる事を減らせば、ミスは減る。仕事においてもミニマリズム化が重要かと考える。
    自分という自己評価をミスのしない人間にすればミスは減らせる。工程を習慣化することだ。
    スピードを上げれば、覚えていなければいけない事が減る。記憶すべき事を最小限にとどめるためには、メールの返信をすぐに行う、時間のかからない修正を即座に行うなど、貯めない事で余裕を作り自分のメンタルパワーを本当に重要な事に注ぐことだ。
    伝達ミスを減らすためにはメールを活用して、相手にも自分にも記憶を軽くさせよう。
    受けてとなる場合は指示された内容を更に具体化し、一度相手に返そう。
    行き詰ったら達人に頼もう。
    人間が相手に持つ感情は、見た目要素がかなり大きい。相手側の立場に立つという事を怠れば歪が生まれよう。見た目だけでも相手に忖度しているとしよう。逆に仕事内容に忖度が必要ないと思われる。
    潔く撤退する狡猾さを持つ。計画倒れである事を認識し撤退するときこそ素早く正確に行動する。
    ミスの種類をしる。知識不足、伝達不足(自分の常識に捕らわれずに相手目線で伝える)、仕事過多 時間不足の管理ミス、寝不足などの注意不足。注意不足を補うには個人としては注意すべきタイミングと他人によるダブルチェックが基本。

    ミスと向き合い、そしてミスを減らす事が自分の仕事の満足度を上げ、ストレスを下げ、他人の評価を上げる。避けては通れぬ道なのだなと感じた。私自身注意力散漫である。

  • 以下は初めて聞いた内容だった。
    ・1:2の原則 共有場所とバックアップ

    ほかは特段目新しい内容はなかった。

  • この類いの本に出てくることは、大体もう知っている。新たな発見は特になかった。
    あと、ミスしないための具体的な方策がもっと具体的で詳細であってほしかった。経験を再現性あるところまでもっと落とし込んで細かく書いてほしい。

  • 少し古めの内容なので違和感があるところが多い。
    ➔基本的な考え方は参考になる。

    仕事のスピードと質(仕上がりや正確さ)を高める方法を紹介した本。
    「仕事が速くてミスをしない人」がしている、ちょっとしたコツがまとめられている。

    仕事そのもののスピードを上げる。
    ➔失敗やミスを撲滅する
    =本書の狙い。

    <はじめに>
    「もっと効率よく、ミスなく仕事を進められたらいいのに」

    「失敗は成功のもと」
    ➔日頃の仕事や生活では、失敗やミスはしないほうがいい。
    =言うまでもないこと。

    人間は言葉を持つ生き物。
    ➔他人の失敗を共有することが出来る。

    未踏の分野に挑戦する。
    ➔挑戦のすべてが誰もやったことがない。
    =そんなことはまずありえない。

    過去に失敗した人、
    途中ぜ挫折した人。
    ➔同じ、似たような分野で必ず先人がいる。
    =先人のいるエリアで失敗している場合ではない。

    先人の失敗をきちんと学ぶ。
    ➔乗り越えていく。
    =1人前のビジネスパーソン。

    ●「ミス」は、誰もが起こしうる人生のリスク
    多くの大事故。
    ➔裏にはほんの小さな失敗やミスが隠れている。

    誰でも起こしてしまいがちな小さなミスや失敗。
    ➔取り返しのつかない事故につながるケースは後を絶たない。
    例)
    高速道路の玉突き事故。
    ➔キッカケは1人の運転手の一瞬の不注意。
    =ミスの大きさは些細なもの。

    小さな失敗をきちんと防ぐ。
    ➔起こってしまったら適切に対処する。
    =大きな失敗を起こさないためのたった1つの道。

  • チェックシート辺りは参考にしようと思います。
    仕事量については、上司が有能であることが前提だと思いますね。実際につぶれてしまう人もいるわけですし。

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著者プロフィール

飯野謙次
スタンフォード大学工学博士。1959年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、General Electric原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年、SYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任 (現職)。2002年、特定非営利活動法人 失敗学会副会長となる。 本書では、工学・失敗学で得た知識・経験をもとに、誰もが自分の仕事を効率化し、ミスを撲滅する具体的な方法を提案。誰でもすぐに実行できる簡単なワザで、確実に結果が出せる。

「2021年 『ミスしない大百科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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