光秀の定理 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい歴史小説。光秀が主人公というより兵法者新九郎と謎の坊主愚息が主で光秀の生き様を表す。中に数列や確率論を取り扱い、生き方や戦い方を示す。光秀の生涯を書にしながら、本能寺の変のその場は、語られていない。

  • 主人公は明智光秀ではなく、愚息と新九郎。
    なんか他の小説とは違うなぁと感じながらも愚息のカラクリが気になり一気に読み終えてしまった。
    不思議な面白い小説を書くなぁと関心したのは垣根涼介さんが初めてだった。

    2019

  • 明智光秀が主役は数あれど、これは異質。
    でも面白い。
    また、新しい光秀像を見させてもらいました。

著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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