いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (224ページ)
感想・レビュー・書評
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ビットコインの取引を始める目的ではなく、ブロックチェーンについて本を読んでいると必ずビットコインの話が出てくるため、もう少し詳しく知りたいと思い、購入。
ビットコインについての概要(取引の方法やビットコインを使用するメリット等)が記載されていました。
技術的な内容は最低限(改ざんを防ぐ仕組みやブロックチェーンの概要など)の記載に留めている印象でした。
「おもちゃのコイン」のようなものでもあり、「金」にも近いという表現は、私が本書を読む以前に抱いていたイメージと一致していましたが、結局、投資効果としては、危険なものでないかいう思いが強くなりました。
ビットコインについては、本書のみで一旦終了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初心者でもビットコインとブロックチェーンの全体像を理解することができる。
後半は少し専門的な内容になっているため難しく感じる部分もあるが、
前半だけでも十分に全体像を理解することができた。 -
技術的な所の説明は、文章ばかりなのでわかりにくかったが、仮想通貨全体を何も知らない人間が理解するにはたいへん役立った。
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(audibleで聴く)
ウクライナ問題をきっかけにビットコインとブロックチェーンの技術に視線がさらに進むようになり、聞いてみました。
特にビットコインとブロックチェーンの課題はあまりに知らなかったので、知って驚きました。
ブロックチェーンの技術を応用したものは今後いっぱい出てくる期待。
正直、日本円がどうなるかわからないので、勉強の意味でも仮想通貨を持って置くのもありかもしれません。
(日本はまだまだ仮想通貨は普及してないそうです) -
マウントゴックスなどの事件があったりと、ビットコインの安全性に対する危惧はあるだろうが、送金手数料の安さや自国の通貨に価値がない発展途上国にとっては通貨としてビットコインを利用するメリットがあるということは忘れてはならないと感じた。
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そうか、コインチェックの人だったか・・・
このときからBTCは70倍・・・今となってはそんな時代もあったよねということです。 -
ななめ読み。
送金手数料、特に国をまたぐ送金の手数料の安さがビットコインの強み。
2017年の本なので、今はまた状況変わっているだろうことは留意しておく。
# ビットコイン価格は大きく変わってる。 本書の中では、1BTC = 10~15万円
# 2021年4月では、1BTC = 700万円くらい -
ビットコインについていくつかの本で軽く触れられており興味がわいたので読みました。
とてもわかりやすい。
1ビットコイン10万円かあ、分散投資のひとつとして100万くらい購入してみようかなあ、と思ってぐぐったら……なんと1ビットコイン670万円になっていた。
本書の時点は2017年、現在2021年。その間に67倍に……!
この本を発売された当初に読んでいれば、今頃6600万円もうけていたのだろうか。もっと早くに読んでいればよかった。
コロナの影響かここ1年に急激な上昇カーブしているようですね。
これからバブルのようにはじけるんだろうか。
なんにせよ、本の内容はわかりやすくおもしろかった。 -
Amazonで無料だったので読了。ビットコインについてほとんど何も知らない状態で読み始めたが、すごくわかりやすかった。ビットコインは本当によくできた経済システムであると感じた。開発者が未だ特定されていないことなど、物語としても面白い。
ビットコインは通貨として流通するにはあまりにも安定性に乏しく定着しなかったが、投資としては面白い。
・ブロックチェーン技術によるビットコイン
過去のすべての所有者が記録されている。同じデータがすべてのPCに存在するため不正ができない。暗号化されている既存ブロックに取引を結合するための承認作業をマイニングと呼ぶ。マイニングは単なる試行錯誤の作業であり、1番先にマイニングを成功させた者には報酬としてビットコインが贈られる。現在は電気代が安く寒い場所の多い中国でのマイニングがほとんど。
・ビットコインは有限である。したがって、発行上限までは価値は上がっていくはずである。
・マイニングによるビットコイン報酬額はオリンピックイヤーに半減する。
・どこかの国で金融危機が起こると、国に属さない通貨としてビットコインの価値が上がる傾向がある。
・中国は外貨持ち出し規則があるため、ビットコインの保有者・額が多い。 -
素人向けの概説本。
理系には物足りない。
利用者を安心させて導入障壁を下げるための本かな