捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.36
  • (3)
  • (3)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (237ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地銀例会が全国の地銀の頭取と金融庁との間で毎月行われ、緊迫した雰囲気で命令に従う。
    生保は地銀の株式を安定保有する代わりに生保の商品を銀行で売るようにすることで、顧客本意ではないビジネスが蔓延っている。
    従来の資産運用会社は銀行や信託銀行の出向先として選ばれ、重要視されてこなかったため滞っているが、解消できれば少子化に伴う貧しい財政に一矢報いる可能性がある
    イギリスやオーストラリアでは一定の給料を得ている人は自動的に年金運用に加入する仕組みを導入し成功した
    日本でも金融庁発端で少額税制優遇措置を考案フィデューシャリーデューティーに基づいて利益相反にならない仕組みづくりが重要

著者プロフィール

はしもと たくのり
共同通信編集委員。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計30万部を突破。本作はその第4弾となる。


「2020年 『捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橋本卓典の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×