- Amazon.co.jp ・電子書籍 (247ページ)
感想・レビュー・書評
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すごい遺産を手にしているわりには普通の(天然の?)一華が魅力なんだろうな。使用人の橋田、探偵の千曲川も一華の個性に負けず劣らずなのもいいんだろうなぁ。
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殺人に至るまでのハードルがみんな低すぎて倫理観疑う笑
サクサク進む推理小説なのでトリックが小粒な感じはするんですが、トリック返しで犯人にお仕置きするというのが中々良かったです -
広瀬アリスの主演で話題になったドラマの原作。
こちらもドラマでは大分脚色が入っているようだ。ドラマの千曲川は滝藤さんの演技もあってかなりの変人キャラだったが原作では少々雰囲気が異なる。というか上巻ではホントに最後の最後になるまで姿を見せもしなかった。それに仕掛けも早い気がする。犯罪が行われる前に阻止するというのがこの作品の設定の肝なのでまずどうやって一華が狙われていることを知るのかというところが気になるわけで,ドラマでは「君はミスを犯した」とか言いながら説明をするのだが,原作ではそう言うのはなく,あらゆることに注意を払いながら不自然なことを見落とさない眼力のような形で説明されている。上巻では,アナフィラキシーを起こさせて殺害しようとする話と,毒蜘蛛を使う話,施設から逃げ出した幼い兄妹を利用して殺させようとする話のドラマ版にもあった3エピソードが掲載されている。但し,手を下した人物やストーリーは少し変更されている。ドラマ版では顕著だった千曲川の相手役がいまいち無能で小者なところはそれほど目立たなく書かれているようにも思う。 -
これ、探偵側からすると殺人未遂になるのでは?
それを上回る犯人側のゲスっぷり。。
不正で得たお金で娘を大学に入れようとして娘は喜ぶだろうか。。
毒蜘蛛の話があまりにアホすぎて、この犯人短絡的すぎるし、なぜバレないと思ったのだろうか。。