人生は楽しいかい?

  • Audible Studios (2017年6月7日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • システマの教えが知れた。
    フランクな口調で、呼吸法や身構えなくていいことを学んだ。

    もっと肩の力を抜いていいんだよ。
    気軽に読めて、後味も気持ちいい作品でした。

  • オーディブルお試し2カ月に登録してみた。

    「『なんとなく大丈夫』っちゅう感覚、めっちゃ大事やねんで!」
    というこの本の帯コピーが「やだ素敵・・・!」と以前からすごく気になっていたので、オーディブルに登録するやいなや、いそいそと聴いてみた。

    ちなみに、私は「なんとなく大丈夫」という感覚で仕事をすると、たいていエラい目に遭う。
    というか、正確に言うと、「何かが気になるが、なんとなく大丈夫だから、まいっか!」という感覚で失敗するというパターンなので、たぶん「なんとなく大丈夫じゃない」のに突き進むことが問題なのだと思うが・・・

    さて、感想ですが、楽しく聴き終わりました!
    ラーメンが無性に食べたくなります。
    あと、ペリメニも食べてみたーーーい。
    ペリメニ=サワークリームで食べる水餃子、って全然イメージできなくて、ものすごく気になる!!!

    自己啓発本としては(そう、B級グルメ本じゃないのよ)、非常にシンプルで、実践しやすくて、良いと思う。人生が劇的に変わるかと言われれば疑問符だけど、なんだか聞いていて、とっても明るい気持ちになる。要は最初から最後まで「とにかく、落ち着け」と言ってるだけなんだけどね。

    ものすごく行き詰っている人(特に煮詰まって思い詰めている人)はぜひ読むべし!
    誰かと一緒にラーメン食べて仕切り直しましょう。

    あと、初めてオーディブル体験しましたが、料理しながら、とか、ちょっとおつかい、とかの最中に聴くと、これ最高ですね。
    いつも料理しながら、ゆで待ち時間などに本を読んでいた私にはすごい発明品に思えた。(と言っても、無料期間が終わっても継続するかどうかは疑問だけど)

    特にこの本を朗読された方(平川 正三さん)は、ものすごく上手でビックリ。
    イケメンからおっさんまで、七色の声音を自在に使い分けていらっしゃる。素晴らしい。
    (読後コメントに関西弁に関する批判がありましたが、私は関西ネイティブですが、全然気にならなかった。ガイジンの変な関西弁と思って聞けばよいのではないだろうか)
    とにかく、プロの朗読というのはすごいのだな、と感激した。

    ただ、本当に読みたい本は、やはり文字で読みたい。
    耳で情報を得るのが私はとても下手だと実感した。
    しょっちゅうボンヤリしたり別のことに気をとられたりして、30秒戻して聴きなおすはめになったので、この本くらい軽い内容のものが良いなと思った。
    そういう意味で、自己啓発本は向いていると思う。
    その手の本は逆に文字で読むのがダルいと感じることが多いので。

  • ロシアの特殊部隊の考え方がサラリーマンの生活にとても参考になるお話です。

  • Audibleで耳読。

    【読書の目的】
    今月のボーナスタイトルだから聴いてみようと思ったから・・・

    【感想】
    人生にマンネリを感じ、ネガティブ思考に陥っている、冷凍食品会社勤務の主人公と
    、謎のロシア人ゲオルギー・システマスキー通称”ゲオ”が、ロシアの軍隊格闘術「システマ」の、呼吸法や考え方などを日常の生活に落とし込み指令を出し、主人公がそれを実行しながら成長して行く自己啓発物語。

    全部で17の指令がある。

    物語になっているのですごく聞きすくて、結構、あっという間に聴けてしまう。
    「営業の魔法」とか「仕事の魔法」が好きな人は、ハマると思う。

    【まとめ】
    私自身、せっかちで力みやすい性格なので、「ゆっくりやる」や「呼吸する」と言うことはもっと意識して行きたいと思った。

    「人生は楽しいかい?」を自分に問うて行くこともやって行きたい

  • システマについて、ロシア人ゲオから食品メーカーで働く主人公が17の指令を受けるという内容。
    その中で、主人公の日常が、じわじわと変わっていく様子が描かれます。
    -----------
    指令1:「よかったこと」に目を向ける
    指令2:ゆっくりやる
    指令3:知る
    指令4:距離を測る
    指令5:呼吸する ※個人的にはこの日々の呼吸を観察する、かつ平常心を取り戻すためにただ呼吸する、というアプローチは気に入りました
    指令6:姿勢を整える
    指令7:視点を動かす
    指令8:限界に触れる
    指令9:最悪を想定する ※最悪を想定するときは、頭の中ではなくA4用紙やiPadなどに書き起こしながらロジックツリー的にまとめていくのがいいのかなと。ただし将来に起こることは誰にもわからないから、最悪が起こった時の気持ちの準備をしておくということが大事
    指令10:動き続ける ※これも大事。今の自分の状態は「動き続けている」と呼べるものか?を自問自答する
    指令11:力を抜く
    指令12:成功体験を忘れる
    指令13:観察する
    指令14:衝突をコントロールする
    指令15:分かち合う
    指令16:任せる ※部下を持っている人はこの章を読むべき。短い指令で、任せる。報告は互いにし合う。
    指令17:生き延びる
    -----------

  • □良い事に目をむける
    ただしく両面を目れるように!

    □ゆっくりやる
    成果や効率からたまにあえて離れる。余裕をもつ。急ぐという事はパニック寸前状態で生きてるということ

    □知る
    現実を知る。無知が恐怖心を増大させる。このスパラルになる。ゆっくり冷静に状況把握する事で怖れずに動ける。相手の事もよく観察する癖を。自分も観察する癖を。パニックになるまえの緊張状態ゾーンにいる事に気づく。

    □距離を計る
    距離を一センチかえるだけで楽になる。恐怖や緊張はセンサーだから必要なもの。大事なのは呼吸や距離間でうまく扱う事。

    □呼吸をする
    距離を計るだけでなく、回復を。
    回復には呼吸が奥義!
    緊張したら呼吸に意識。浅くなった呼吸を通常の深い呼吸に戻す。
    吐くほうにだけ意識すればいい
    緊張したら深呼吸!呼吸は奥義!
    →その上で忍に「見てろ」

    □姿勢を整える
    姿勢は意識しすぎてもだめ。ガチガチではなく呼吸しやすい姿勢ということ。中道。形ではない。

    □視点を動かす

    □限界を知る
    全力は出すな
    3割の余力を常に残しておく。手抜きとは違う。回復力を高める。
    恐怖心のコアにタッチ→回復
    でリセットされ、回復力がつく

    □最悪を想定する
    最悪の事態を想像したうえで腹をくくる。

    □動き続ける
    キープカーム
    キープムーヴ
    キープチェンジ
    静かな心をキープする(動き続けるため)  
    キープカームで細かい事にもきづけ、視野が広がる。そこからどうするか(どう動くか)
    1リラックスのため
    2深い呼吸 のため
    3姿勢を整える、そして
    4動きつづける
    ※呼吸意識し、姿勢を整え、動く(静→動)(動のための静)
    闇雲にうごくのは違う。落ち着いて永遠に動けるように。ヒノカミカグラ

    □力を抜く
    力を抜くために力む
    (すいながら細かいところまで力み、はきながらゆるます)
    ※腹筋、ふくらはぎ、指まで意識しながら

    □成功体験を忘れる
    成功体験を捨てる
    キープチェンジ。変化を恐れるな。世界はビッグバンで変化し続けてる。変化しつづける事が普通。地球も動いてる。変化が普通だから変化を怖れない。変化を受け入れよう。組織も個人も。
    怖くなったら後ろ向きで歩いて笑え!積み上げたものを忘れてその状況にワクワクジンワリ感じよう。

    □他人を観察する
    根回しは必要
    相手の呼吸や姿勢の乱れや筋肉の緊張を観察
    人のふりみてわがふりなおせ。
    他人の浅くなる呼吸をみて、自分は呼吸を浅くしない、呼吸を整える決意を。自分から相手に視線を動かそう。観察しよ。自分がリラックスすれば相手もリラックスする。大勢の前でも呼吸しながら1人1人を観察しよ

    □衝突をコントロールする

    □分かち合う
    みなで輪っかになって意見を言い合う。ありませんokで必ず全員&否定は一切なし。全員で分担して巨大な本を読むようなもの

    □任せる
    本質は動いてもらう、人を動かす。しかし動かそうとすると動かない、自分で動いてもらう、つまり任せる。最低限の指示で。自分で判断する余地を残す。大まかな目標を共有する。ただし情報は共有する。

    □生き延びる
    変化がないと疲れる。動く事で疲れが吹き飛ぶ。
    呼吸を整え視点を広げ、最悪の状態を想像し覚悟を決め(ブレスホールド)、相手との距離を測り呼吸を見て渡りあう。
    (6:11からのまとめをきこう!)
    生きろ!人間らしく楽しめ!人生は楽しいかい?

    □エピローグ
    呼吸し(浅さを戻す)、リラックスし、姿勢を整える(呼吸しやすく)、ゆっくり動き続ける

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