屍人荘の殺人 屍人荘の殺人シリーズ [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 設定の勝利。
    映像ばえしそうだし映画も楽しみ

  • ミステリー賞総ナメの作品。どんな本格密室トリックかと思ったら、ゾンビが活躍する異常な世界が展開された。

    ゾンビ小説は、「高慢と偏見とゾンビ」以来人生2冊目だったが、密室との絡みが素晴らしいので、違和感はあるものの、楽しんで読めた。

    ゾンビ発生の背景とかも、もうちょい欲しかったが、ミステリーとしては上質です。

  • 話題のミステリー読了。

    古今東西、密室殺人が数あれどこの展開にはびっくり。そしてわかりやすい展開、でも謎めいたトリック。ミステリーの王道にエンターテイメント性を加えたらこうなるって感じですかね。少しでも言っちゃうとネタバレになっちゃうから言えないことがもどかしい。。。

  • 久々の推理小説。
    ホラーとミステリーをミックスした作品なので強引な展開もあるが、状況を生かしたトリックはしっかりしてるし何よりゾンビ好きな私にはテーマパークで殺人が起きたような面白さがあった(笑)
    ラストの伏線の回収も素晴らしく爽快感がある。ただ犯人の動機がちょっと弱い。主人公を助手にしたがる女探偵も彼でなければいけない明確な理由が見えなかった。
    個人的に探偵役を明智くんにもやって欲しかったかな。良いキャラなのに非常に勿体ない。
    あと最後居なくなっちゃった人。闇に消えたのか…考えると怖いです。

  • ある意味非科学的だけど、ロジックはしっかりしている。SFを道具に使ったミステリかな。

  • とりあえず何を言ってもネタバレになりそうなので、興味を持った人は何も考えずに買うことをお勧めする。

    年末が来るととりあえず「このミス」をはじめとするランキングを眺める程度に不真面目なミステリー読者なので、今年もそういったものを眺めていると、屍人館の殺人という鮎川哲也賞を取った作品が軒並み1位にランキングされている。鮎川哲也賞作品というのは、遠い昔の加納朋子以来読んでいないのだが、ここまで推されているのであればネタバレをする前に読まねば・・・ということで、早速購入してきた。

    ・・・・のはいいのだが、Amazonで買おうと思ってざっと書評を見てみると、なんと一番上に掲載されている書評が堂々とネタバレをしている!!いやあ、さすがにこれはひどいでしょうAmazonよ。確かにトリック自体はネタバレしていないけど「クローズドサークル」を作るためのネタがドカンと書いてあるのだ。これはかなりがっかりしたので、もし購入したい人がいればAmazonの書評を見ないで買うことをお勧めする。

著者プロフィール

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

「2021年 『兇人邸の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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