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感想・レビュー・書評
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政治改革という言葉に集約される平成の政界、そこで何が決まり、それによって政局がどう変化し、そして今に至っているのかについて書かれています。平成デモクラシーと名付けられたその時代の最初から最後まで、詳細に知ることができます。それだけに内容が濃く、読むのにエネルギーを使いました。もはや歴史として認識している選挙制度改革や橋本行革が何を決めたのか、その影響が思ったよりも大きいものだったことに驚きも感じました。そしてそれが小泉郵政改革を成し遂げさせ、いまの安部政権を作ったのだと分かります。始まりから一本で読むことで漸く分かることがあるのだなと感慨深く読ませていただきました。
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