- Amazon.co.jp ・電子書籍 (242ページ)
感想・レビュー・書評
-
第二長編▲《アルマダ》はただのゲームではなく訓練用シミュレーターだった。新兵として月面基地アルファへ配属、迎撃戦に臨む▼ホワイトトラッシュ感が仄かに香るかな。防衛戦では、ゲームパッド、マウスにキーボード、アーケード、スマホにタブレット端末と種々I/Fからドローンにアクセスして宇宙戦争を戦うミリシアたち!と大興奮の絵面です。マクロスミサイルとは板野サーカスのことならばド派手な空宙戦は映像で見たいところ。20世紀のSFマンガを彷彿させるストーリーライン、ファーストコンタクトものとして楽しめました(2015年)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲーマーのオタクの物語、離婚している家族が多い、アメリカで両親が再び、一緒になるというのは、夢なのだろう。また、随所に読者受けを狙った部分がある。この本を読んで、これが売れるとはアメリカ人も結構、湿っぽいドラマが好きだなと思った。メロドラマみたいである。これからの展開について、最後に含みがあるので、続編が出るかもしれない。もちろん、また、パイロットとして出るのだろう。でも、もういいかと思う。まだ、ほかに読みたい本があるから
-
死んだと思っていた父親が生きている?
トップランカーたちの正体は、実をいうと……?
そうした重要機密が次々主人公に明かされていく一方、主人公はどんどん戦争の中心に巻き込まれていく。
そして、せっかく再会した人達や知り合った人たちが次々、犠牲になって死んでいく。(このあたりは容赦ない)
そんななか、父親が司令部に対してある異論を出すのだが、はたして司令部が正しい野か、父親が正しいのか。主人公の心も揺れる!
そして地球側はじり貧の防衛を強いられている。
はたして戦争の行方は?
燃えます。
物語が終わったラストのところに、父親が主人公に残した、アーケード攻略用BGMのプレイリストが、昔ながらのカセットテープ用インデックスカードの形で掲載されているのが面白い。
時代的にも80年代ポップスなのだが、今AmazonMusicで検索すると、半分以上がデジタル化されていませんでした、残念!
しかし、たとえばTOP GUN Anthem など聴けるものもあるので、ぜひこのプレイリストを可能な限り再現したものをBGMに読書する事をお勧めしたい。