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感想・レビュー・書評
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ポピュリズムという言葉が世界を覆うとしている現代にあって、彼らは何を正統とし、何を異端としているのか、そもそも異端というのはどういったものなのかについて答えを得ることができます。卵が先かというような話ですが、歴史的に異端があったのか、正統が先だったのか、聖典が最初だったのか。その答えは、冷静に考えれば当然のものなのですが、宗教という覆いをかけられると、その神秘性が邪魔をして目を眩ませているのだということを感じました。
異端があってこそ、正統が力を増して、その存在感のための努力をする。異端がなければそんな力を使わない。現代日本の問題がそこにあったのかと、なるほどと読ませていただきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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