宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃 (角川学芸出版単行本) [Kindle]
- KADOKAWA (2019年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)
感想・レビュー・書評
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さっぱり分からないということが分かった。
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読んでも全然内容はわからなかったけど何となく雰囲気だけわかった気になった
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(数年前に話題になった)ABC予想を解決した京都大学の望月教授が発展させた宇宙際タイヒミュラー理論についての説明。
ABC予想が解決されたというのは数学的に画期的なことではあるが、本質は、望月教授が発展させた理論のほうなのである。ABC予想はその理論の一つの帰結でしかなく、理論法を解説している書籍である。
宇宙際タイヒミュラー理論は数学的に非常に抽象的であり数学的な記述は最低限に抑えられてはいるが理論の輪郭はぼんやりとは理解することができる。
また、著者は望月教授と仲が良く、望月教授の個人的なエピソードも書かれているので人柄もよくあらわされている。 -
2020年7月17日図書館から借り出し。
なんか言い訳めいた導入話ばかりでつまらない。 -
最後まで一気に読めました。
数学者でもその真髄を理解しているのが数名しかいない最新理論を一般人に紹介するというとてつもない企画ですが、私にも何となくその嬉しさや革命性が理解できました。
個人的には群論を学び始めたばかりということもあり、大変興味深く読むことができました。
内容的には、同じことの繰り返しが少し多かったのが読んでいて辛かった。ただ、数学に馴染みのない人には、このくらいのくどさが必要かもしれません。
著者と望月氏の秘話も余すところなく書かれており、著者の意気込みを感じるとともに、読者としても世界随一の解説者から教わっているのだという有り難みがあります。
IUT理論の解説ではあるけれども数学者の営みや数学の巨人たちの紹介にも惜しみなく紙数を割いていて、読み応えがありました。学問を志したい10代の人にもお勧めできる書だと思います。 -
数学科出身としては手に取らずにはいられない本でした。
もちろん詳しいことはわかりませんが、何となく、本当に大まかな枠組みをつかむことができました。 -
確か新聞で竹内薫さんが紹介してて読んだんですけど、かなりムズ面白かった。
けど、「足し算と掛け算を分離する」とか「数学一式というものを複数考える」とか、出てくるコンセプトは興味をそそられる。
いつも不思議だけど、数学というのは、何なんだろう。