屍人荘の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]
- 東京創元社 (2019年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (346ページ)
感想・レビュー・書評
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文句なしに超面白い!
登場人物は、イヤなヤツOB3名
キャラが立った男性3名、
女性はみんな、美人でいい奴
とわかりやすい所は好き嫌いが分かれるかもしれない。
以下のような意見がネットで多かったので
それに対してコメントすると……。
●剣崎比留子のキャラが好きになれない
ヒロインの好き嫌いが大きく分かれるようです。
私は大いに好感を持て、現実にいたら付き合いたいです笑。
(高嶺の花でしょうが……)
個人的に「頭の切れる女性」って大好きなので。
●犯人の動機が弱い
私はそうは思いませんでした。
この動機が理解できないのは、「木石のよう」とまでは言いませんが、
(↑言っちゃってるぢゃん……)
些か寂しいのではないかと思います。
●本格ミステリーに〇〇〇を出すのはありか
※皆様マナーがよい方が多く、ネタバレとなる所は
〇〇〇にしていたので、私も倣って〇〇〇にしました。
私はぜんぜんアリだと思いました。
リアリティを持たせることができれば、
どんなものを登場させてもよいのではないでしょうか。 -
4.0点
ミステリーよくよく考えたら東野圭吾しか読んだことなかったかも。読み終わった後に、殺人前の犯人の心情表現見て、あーーやられたーーってなった。それにしても、君の膵臓をたべたいに引き続き、浜辺美波キャスティング知って読むと、浜辺美波のいろんな表情が思い浮かんでしまうのすごい。 -
面白かった
久しぶりに夜中まで読んだ -
(2022/229)オカルト要素を取り入れながら本格ミステリとして成り立つ一冊として評判が良さそうな本書を漸く手に取る。大学のミステリ愛好会の明智と葉村は、実際に警察捜査に協力して一部では探偵少女として知られる同窓生の剣崎の助けもあって、映像研究会の夏合宿(と称したOBとのコンパ)に入り込む。明智の予想(期待)通りに事件が起こるが、それは想定(期待)を超えすぎた殺人事件。凄惨でありつつ、登場人物がほぼ大学生だからか、ラノベ的な雰囲気もあり(好き嫌いは出そうだけど)読み易さは抜群。続きも読みたくなった。