キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編【電子特典付き】 (角川書店単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 中国嫁日記の人が天羅万象の人だったと気づいてフォローしたが、ツイートはともかくリツイートやいいねがいつしかノイズに感じられるようになりフォローをやめた。
    それでもたまにTLで見かけて煩わしく感じていたが、主張することを咀嚼せずに嫌うのは公平ではないということで、とりあえず一冊読んでみることにした。

    経済については勉強中ゆえ、内容の是非は差し控える。レビューで見かけたような過激な主張は見受けられなかったように思う。

    一点気になったことといえば、日本において公共事業が無駄だとする主張が過去にあり、その結果公共事業が縮小したという点で、「どんな公共事業が無駄といわれたか」「そのときセットになった言葉はなんだったか」ということが語られていないことだ。著者ばかりでなく、同様の主張をする他の主張でもこれは同様である。
    昭和末期あるいは平成初期において、公共事業は「箱物」「ゼネコン」とセットで語られるものであり「無駄な道路」「誰が使う橋なのか」というような論調をもって批判されていた。一部の利権と密接に絡み、過剰な投資がなされていたことに対する論であったと記憶している。
    省略したのか言わずもがなとしたのか不明だが、正確な論者ではないという印象は得てしまった。

  • 本のタイトルの「キミのお金はどこに消えるのか」の答えがわかりませんでした。読んでも理解不能。経済学の教科書。
    得たインサイトは、物価が上昇する世の中では現金を持っていても損をする。景気対策のために消費をあおる必要があり、消費税率を引き下げて消費を促してはどの提言有。

  • 前作が理論的な部分の説明であったのに対し、今作では「では今現在の問題に対してはどう対処するべきなのか」を主張している。より時局に対して具体的な踏み込み方をしているので、これから数年の政治・経済についての議論を様々な角度から知り、自ら咀嚼できるようにしておく上で、何かの役に立ってくれそうだ。

  • 著者がなんか言うと奥さんがなんか言って著者がぷるぷるして鋭すぎる・・・っていうパターンを何回も見るための漫画かな?

    真面目な話すると、こうだこうだっていろいろ説明はするんだけど理由や根拠の説明がほとんどないので、人の言うことを疑わずそのまま信じる人向けの漫画かな、と。

  • みんなが節約して将来のために消費税を上げるという政策がいかにして失敗するかというメッセージがこめられている。

  • 漫画だから読みやすい。日本の政治はひと昔前の理論で動いているから、消費税増税なんてのことをする。前回の増税も福祉に使うと言っていたのに、半分も使われてなかったらしい

  • って言ってたら出てきたなフリードマン。
    確かに彼の言ってることは極端すぎる気はするよね。福祉や教育を完全に市場に任せて上手くいくほど、人間は賢くないと思う。なんかそれをITでどうにかするって話もあった気がするけど(サイバーリバタリアン)まぁ、マイノリティーには住みづらい世の中になりそう。

    なんやかんや言うて、富の再分配装置としてはケインズとフリードマンの間ぐらいに丁度いいバランスがありそうではある。

  • 「消費を増やさないと生産性は上がらない」
    「貧困という不幸は感染症のように広がっていく」「保険や社会保障はそれを断ち切るための武器(個人が救われただけでなく)」とかとか

  • ぜひ、政治家さんに読んで貰いたい!
    いい加減に間違いを修正するってことして欲しいわ。

  • 消費税増税のこのタイミングで読了。
    まあだいぶ偏ってる気はするが、わかりやすくて面白い。
    消費税増税はまあこのタイミグでは失敗政策だとは思うけどね。
    結局上がっちゃうなら、うまく使ってもらわんとなあ。
    財務省あたりをね・・・
    うまくコントロールできるような感じにね・・・

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著者プロフィール

漫画家、TRPGデザイナー。玩具会社「銀十字社」代表取締役。1970年、宮崎県生まれ。1990年代からTRPG制作を開始。また2010年からブログにて連載した20代中国嫁と40代オタ夫である自身の日常を描いたエッセイ漫画『中国嫁日記』が、KADOKAWAより書籍化されベストセラーとなる。他の著書に、中国嫁・月サンが通う日本語学校の日常を描く『月とにほんご 中国嫁日本語学校日記』、月サンの「お金に関する素朴な疑問」に答える経済マンガ『キミのお金はどこに消えるのか』(ともにKADOKAWA)などがある。

「2023年 『逆資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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