劇場版「 メイドインアビス 深き魂の黎明 」通常版 [DVD]

監督 : 小島正幸 
出演 : 富田美憂  伊瀬茉莉也  井澤詩織  森川智之  水瀬いのり 
  • KADOKAWA アニメーション
4.00
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228186570

感想・レビュー・書評

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  • メイドインアビス面白いですよとお勧めされたので視聴。
    勘違いしてシーズン2→1→映画の順で観た。祝日を丸一日潰して、次の日までまたいで観つづける。
    可愛らしいキャラクター絵と残酷な物語性が特徴だと思う。
    自分のうちに、飲み込みがたい理不尽に対する正義感があると、怒りを伴った批判的な見方になる。ふり幅の問題としても胸糞悪い話でも救いがあると作品に深みがますんだなといい勉強になった。

  • ラストの泡が儚い

  • 放浪する〜を途中からテレビつけて何気なく観たら目が離せなくなった。こんな経験は初めてだったかも。途中から、というのが基本ダメなのだが、そんなこと全くなく惹きつけられた。
    そのままこれを観て、今は烈日の〜をリアタイ中。

    エグりこみの深さがこれでもか…なのでたまらない。
    これ、地上波で流して良いの…?て何度呟いたか笑
    特にレグたそリョナシーンすごく…性癖が…すごく…
    R15+だったそうですね。もちろん地上波でも黒塗りシーンがありました。ひぐらし以来に観たな〜( ᷇࿀ ᷆ )

    プルシュカはみんなのトラウマ(というより黎明卿か

    すごい作品がある、今それを観られているのがとても嬉しい、そんな作品。凄まじい面白さです。

  • 相変わらずの重い展開。こんな目に遭いながらアビスの底を目指す意味はなんなのか。。。
    登場人物たちは誰もが「知る」ということに執着して、独自の回路で自分を納得させながら、普通を踏み外していく。「ゾーン」を目指す主人公たちを描いたタルコフスキーの「ストーカー」を思わせる。あの映画と同じように重く息苦しい物語だ。弱っている時にはキツい。。

  • テレビアニメ第1期(2017-)を見て魅了され、電子で漫画(2012-)を追っている。
    総集編【前編】「旅立ちの夜明け」【後編】「放浪する黄昏」(2019)を経た新作映画「深き魂の黎明」(2020)を見て、
    テレビアニメ第2期「烈日の黄金郷」(2022-)に備えようとした次第。
    (総集編後編がPG12,本作が前売り券販売中にR12→R15+に引き上げ、とステップアップしているのが面白い。ちなみに2022年9月発売予定のゲームはCERO:Z(18才以上のみ対象)なのだとか。)

    原作で一番熱い4~5巻。
    ここを映画として完全に大人向けに舵を取ってくれた制作陣に感謝したいくらい、壮絶美、残酷美、グロカワ、陰惨流麗、ここに極まれり。
    グロテスクであることが同時に美しいという描写は、宮崎駿「風の谷のナウシカ」原作や庵野秀明「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」に匹敵するが、
    本作のタチの悪いところは、それら過去作(さらに作者インタビューによれば夢枕獏・谷口ジロー「神々の山嶺」なども)を踏まえた広壮な舞台を、作者自身の性癖に直結させている点ではないかと思う。
    要は、作者は自らの変態性欲を世界観や筋に埋め込み、駄々洩れ、読者も自分の性癖が筋として展開する場に立ち会える。
    こんなに幸せな創作ってなかなかないし、かくいう私もつくし卿には私淑するところ大。
    そんなつくし卿が生み出した度し難いキャラクターが黎明卿ボンドルドで、ボ卿大活躍の映画が面白くないわけがないと予感していた。

    が、実際映像として見た、ボ卿の声音や口調、プルシュカの健気さや動きには、ちょっと想像を超えるものがあった。
    声優の演技、というか、本当にいるような気がした。
    森川智之さんの声だからこそ含蓄深い名台詞の数々が生きて立ち昇ってきたように思えたし、水瀬いのりさんの声が健気だからこそ悲劇(?)の予感がしたせいで、前半にしてすでにハラワタおかしくなりそうだったし、後半見ながら唸らずにいられなかった。
    つくし卿≒ボ卿が作り出した残酷の極致〈カートリッジ〉……痛む内臓に意識が備わっていることの残酷さ……それを単にカートリッジと名付けることの罪……捨てられたカートリッジの、断面というか容器から覗ける、肉の脈打つ感じ……そして「プルシュカがこぼれちゃう…」ペロペロペロ「ケプッ」とか、よう描けたな>つくし卿(詰問≒讃美)。
    そんな特殊な癖を、音楽、音響、美術、台詞、動き、の饗応でパッケージした、唯一無二の映画だと思う。
    「なんと… なんと素晴らしい…」
    どうしてもボ卿を悪人と断罪できないのは私だけではあるまい、ブッ殺す展開にできなかったつくし卿も、そしてリコ、レグ、ナナチ、プルシュカ、それぞれの立場でボ卿を否定しきれない……ここに一言では言えない本作の魅力があるのは間違いない。
    「どうか君達の旅路に、溢れんばかりの呪いと祝福を…」

    完全脱線するが、「パパ棒」を映画館のチュロスに見立てるとか、カートリッジをグッズにしちゃうとか、エロもグロも遊んじゃうネット的ノリが大好物で、平和を感じるのはこういうネタを見たとき。

    6巻以降は悪く言えばマンネリズム、言い直せばマニエリスティックな展開を迎えるので、テレビアニメでどう描かれるのか、期待。

  • シーズン1から話が続く劇場版。
    ナナチが良い感じで、私の中でイチオシになりました。

  • ああ、度し難い。でも、最近のアニメ作品で唯一、観続けている大好きな作品です。アニメの2期が始まりましたので、おさらいして来ました。デフォルメされた可愛らしい(そして幼い!)キャラと、グロ、アレゴリー、度し難い展開の数々、祝福と呪い、命の重さと生きることの尊さ。最後にはすべてが愛おしく感じます。泣きます。そんな作品です。

    改めて、映像効果も素晴らしかったと感じます。案の定、開幕の劇中歌でウルっと来てしまう…笑。
    それにしても、黎明卿ボンドルドとカートリッジの関係性に初見はド肝を抜かれたことを思い出しますねぇ。久しぶりに観たものの、この衝撃シーンはきっちり覚えておりました。(そして彼の研究施設は、何故か夢野久作『支那米の袋』や小栗虫太郎『失楽園殺人事件』を思い出させます。)

    プルシュカちゃんにパパと呼ばせてるあたり、私はボンドルドの性癖にちょっと共感できて(ちょっと、ですよ?)、好きなんですけど、今回見直してみて、ボンドルド、ますます好きになってしまいました(笑)。ものすごく憎い、度し難い奴なんですけど、そしていくら研究のためとはいえど、すげー大切な事を捉えてはいるんですよね。まさしく、言動と行動が一致してねぇだろ、と感じるような、そんなシーンが多かった印象です。そこが素晴らしい。すごく魅力的なキャラクターです。

    あれ、もしかして私、この感想でボンドルドを推したかったのか……?

  • TVにて

  •  アニメ第一期の続きのストーリーが劇場映画に。

     キャラクター、世界観だけでなく全ての面でクオリティが高いアニメ。
     ただ、このアニメ、性的な暗喩がちょっとやり過ぎではないか。犠牲や代償というテーマはいいだけにちょっと危うく感じてしまう。

     

  • 深き魂の黎明。ふかたま。鑑賞済み。

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