Turning Point (English Edition) [Kindle]
- Amazon Original Stories (2021年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (79ページ)
感想・レビュー・書評
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2021年 79ページ
下手にレビューをすると、ネタバレになりそうなので、Amazonレビュアーさんの言葉を拝借。
本当にひねりが効いていて、私も二重、三重と騙されました! 短編の中でこれはすごい!
物語の途中からは、驚きで読むのがやめられなくなりました。
物語で、犯人は犯行現場にロシアの入れ子人形を残していきます。そのため、物語ではRussian Doll Killer : RDKと呼ばれています。
この入れ子人形、マトリョーシカという名前で有名だと思います。伝統的に1番外側は女性、そして1番内側は赤ちゃん人形とのこと。通常重なっている人形の数は5〜10個です。しかし、記録ではなんと!51個というものがあるそうです。どれだけ大きい人形だねん! 探してみたらカラパイアの記事にのっていました。
いろんなマトリョーシカのシリーズがあるようで、プーチンが1番外側で、中は歴代のロシア・ソ連の指導者が入れ子になっているものもあるそうです。
ちなみに、ルーツは諸説あるようですが、ロシア人が持ち帰った箱根の入れ子人形がルーツで、古い起源のものではないようです。
英語は難しかったですね。こんな本もスラスラ読めるようになりたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Jeffrey Deaver作品を読むのはこれが初めて。ということで、こちらのショートストーリーをとりあえず手に取ってみた。マトリョーシカを殺人現場に残すことから “RDK (Russian Doll Killer)” と呼ばれるようになった連続殺人犯を捕まえる為、刑事Nevilleが取る大胆な作成が幕を開けるんだけど、サクっと読める上に想像してなかった華麗なオチが面白かったし、終わり方もなんだか「粋だなぁ」という感じ。こんな渋い刑事、実際に存在するんだろうか(笑)他にもショートストーリーをたくさん書いてるみたいなので、他作品もちょこちょこ読んでいこうかな。
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初Jeffery Deaver。70ページくらいとめちゃ短いのにツイスト&ターンが秀逸で濃い。面白いのに短すぎる!というのが主に低評価の元らしいがさもありなん。もっと読みたかったと思わせてくれる。しかし英語で読んでる身としてはこの「すぐ読み終わった」が達成感にもなるのでよき。来年は長編も読む。