Turning Point (English Edition) [Kindle]

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  • Amazon Original Stories
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (79ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 2021年 79ページ  

    下手にレビューをすると、ネタバレになりそうなので、Amazonレビュアーさんの言葉を拝借。
    本当にひねりが効いていて、私も二重、三重と騙されました! 短編の中でこれはすごい!
    物語の途中からは、驚きで読むのがやめられなくなりました。

    物語で、犯人は犯行現場にロシアの入れ子人形を残していきます。そのため、物語ではRussian Doll Killer : RDKと呼ばれています。

    この入れ子人形、マトリョーシカという名前で有名だと思います。伝統的に1番外側は女性、そして1番内側は赤ちゃん人形とのこと。通常重なっている人形の数は5〜10個です。しかし、記録ではなんと!51個というものがあるそうです。どれだけ大きい人形だねん! 探してみたらカラパイアの記事にのっていました。
    いろんなマトリョーシカのシリーズがあるようで、プーチンが1番外側で、中は歴代のロシア・ソ連の指導者が入れ子になっているものもあるそうです。
    ちなみに、ルーツは諸説あるようですが、ロシア人が持ち帰った箱根の入れ子人形がルーツで、古い起源のものではないようです。

    英語は難しかったですね。こんな本もスラスラ読めるようになりたいです。

  • Jeffrey Deaver作品を読むのはこれが初めて。ということで、こちらのショートストーリーをとりあえず手に取ってみた。マトリョーシカを殺人現場に残すことから “RDK (Russian Doll Killer)” と呼ばれるようになった連続殺人犯を捕まえる為、刑事Nevilleが取る大胆な作成が幕を開けるんだけど、サクっと読める上に想像してなかった華麗なオチが面白かったし、終わり方もなんだか「粋だなぁ」という感じ。こんな渋い刑事、実際に存在するんだろうか(笑)他にもショートストーリーをたくさん書いてるみたいなので、他作品もちょこちょこ読んでいこうかな。

  • 殺人現場にマトリョーシカ人形を残す連続殺人鬼をめぐるミステリ。話が二転三転して、展開が全く読めなかった。

    キーパーソンのMichaelが、叩ける弱者を見つけると徹底的に叩くようなやつで、とことん性格が悪い。
    そういう悪いやつの悪い行動も、時に善を生むこともある、みたいな話なのかな。

  • 初Jeffery Deaver。70ページくらいとめちゃ短いのにツイスト&ターンが秀逸で濃い。面白いのに短すぎる!というのが主に低評価の元らしいがさもありなん。もっと読みたかったと思わせてくれる。しかし英語で読んでる身としてはこの「すぐ読み終わった」が達成感にもなるのでよき。来年は長編も読む。

  • ワタシの英語力では、読解は難しかった…
    いま何のシーンなのか、これはどんな描写を書いているのか、分かりづらかったです。
    そこにイキナリの急展開が勃発。
    「あれ?犯人は誰なの??」
    「もしかして、中盤まで読んできて、全然意味を掴んでなかった?ワタシ??」となるも、がんばって読み続けたら、なんとなくオチが分かった。

    あとなぁ、連続殺人鬼の“あのアイテム”を現場に残す理由、ショボかったな。酷すぎて笑えない(笑)

    そんなわけで、洋書多読ビギナーには、オススメしません。

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