- Amazon.co.jp ・電子書籍 (298ページ)
感想・レビュー・書評
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最近よく聞く「ナラティブ」とは何かを知るために読んだ。大企業が変革の背景にあるだけではなくて、ベンチャーやスタートアップもナラティブカンパニーであることが重要になっているとますます感じる一冊。特に「共創」「共体験」が鍵だと思う。有名企業の事例が多数紹介されていてそれを読むだけでも面白い。
・そこに「物語」はあるか?
・それは「共創」されているか?
・それは「構造」として機能しているか?
ナラティブとは「物語的な共創構造」である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。個人的には採用活動しているときにスラスラと口説きができるとき、あれはナラティブを語ってたんだな (共創に誘い込んでる) というのが読後に一番最初に思ったこと。主語は誰か、舞台はどこか、時制はいつか、余白はあるか。常に自分に問いかけていろんな活動をしていきたい。
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ナラティブとストーリー
「演者」の違い 主人公は「あなた」
「時間」の違い 終わりがない
「舞台」の違い 社会全体が舞台
ナラティブ=物語的な共創構造
ナラティブが重要になる3つの理由
「共体験」価値の高まり
「社会的距離」の見極め
「自分らしさ」が問われる
パーパス
自分たちって結局何者だっけ?
そもそも何をしたいのだっけ?
パーパスは世の中にあるわけでなく、自分たちの中にしか存在しない
ベネフィット市場を意識する
サンリオ キャラクター→社会貢献 キティちゃん 思いやり(compassion)
サウスウェスト航空 航空サービス→自由
ナラティブスクリプトの作成
1.ナラティブのタイトルを決める
2.範囲を決め、余白を残す
3.未来のステークホルダー体験を組み込む
ナラティブは共創するもの
マルチ化が鍵
ターゲットのマルチ化
メッセージのマルチ化
タッチポイントのマルチ化