書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「 フリーランスのライターとして、Webメディアで記事を書いたり、取材をしたり、企業のSNSの運用をしたり、といった仕事をしてい」る著者が、日々書くこと、書いたものを広く発信することで人生を変えられる、ということを力説した書。「つまり「書く」ことは、仕事に繋がることもあれば、新しい自分を発見させてくれたり、すばらしい未来を引き寄せてくれたりもする」。

    どう書くか、文章のテクニック的なことにはほとんど触れず、読者の「なかにある「書きたい」気持ちを育んで、無理なく楽しく続けられる「習慣」を身に着けられる本に」なっている。

    好感の持てる内容だが、学べることはそれほど多くなかった。参考になったのは、「「文章の書きかた」を学ぶ近道は、読書というインプットを楽しむこと」、「 ビジネス書からは論理構造が、小説からは多彩な表現を学ぶことができます」というところくらいかな。ということは、ブクログの感想も文章磨きになってる?

  • 「コレでいいんだ」と思えました。
    この本に書いている「第三章 ネタを見つけられると止まらなくなる」くらいまでは、日常的にやっているので、書くことに対しての心のハードルが下がりました。
    その延長線上で、欲が出たら自分の文章を公開したり、他人の為に書いたりすればいいんだな、と解釈しました。
    (結局、自分がどこまで極めたいのか、によるんですよね)

    文章を書きたいけど、とっかかりがなくて困っている人にはぴったりの本だと思います。
    書くことに対してのアレルギー反応みたいなものが薄れていくと思います。

    この本の中で実感しているフレーズがありましたので、紹介したいと思います。

    ”どんなに苦しい思い出も、いつかは自分のなかできちんと消化できる日が来ます。その日を信じて、書いてほしいのです。”(抜粋)

    なんだかんだで2年くらい感情記録(思ったことを何でもいいから吐き出す)をつけています。
    今回、感想を書くのでパラパラ読んでみましたが、自分歴の変化を感じられました。笑

    興味の移り変わり(ジャーナリング始める頃はお金問題に取り組んでいた)、悩みの移り変わり(キャリア、人間関係が主なネタとなっている)、ライフスタイルの変化、子どもの成長、等々2年前と比べて同じものはないのです。
    そして、当時の悩みのほとんどは解決されている。
    「あぁ、私、成長してるんだな」って実感できました。
    (あの悩みは一体どこに行ってしまったのやら?)

    2年前とは使うノートも筆記用具も違っているんですよね。
    その時の最適解を模索しながら使う道具(ノート・ペン)や書き方を変えてきています。おそらく、このへんはまだまだ進化していきそう。

    今回改めて過去のノートを読んで、過去の振り返りにも書いておくのは大切だと思いました。
    そう考えると、子どもの記録をもっとまじめにつけていればよかったなぁ、ちょっと後悔……。
    過ぎ去りし時間は戻らないんですよねぇ。

  • 書く事は多くの人にとってとてもハードルが高く馴染めない行為である。もっと気軽に、正確な表現でなくてもいいから自分の言葉で表現していいんだよ。万人に共感して貰えなくても、一部の人が感じてくれればとっても心強いから。毎日少しづつでも書き続ければあなたの文章はいつの間にか上達し、素晴らしいものに変わっていくから。

  • KindleUnlimitedで読了

    結論から言うと、ものすごく良かったです。どのくらい良かったかというと、完全版が欲しくて、この

    『読みたい本ありすぎて買ってたら破産するから、本は図書館かKindleUnlimitedだけ!買うのはよほど欲しいか、大学の文学研究の本のみ!』

    という私が、Kindle版じゃなく、紙の本を即買いしたくらい良かったです。KindleUnlimitedにある間に、書くことに悩んだ全人類に読んで欲しい!です。

    私自身、10年公務員→底辺ウェブライター→ゲームのGMライター試験に落っこちて自信喪失→日記も大好きなブクログも、果ては大学の卒論まで?!書くのも読むのも出来なくなった→大病したおかげで、ハードワークは無理。今日もらって明日入稿を1万字。写真も撮ってね。加工もしてね。なんてもう言ってられない。私は書くのに専念したいんだよっ!→でもなんとか、書くのも読むのも大好きだから、読書周りのことと、日々の日常を書いたり、発信して収益化したい!(イマココw)という人なので、すごく参考になりました。

    書けない人の心理的な『無理じゃん!』を取り払ってくれて、やってみようかな!うん!って、背中を押してくれます。私が既にやっていたことと言えば

    書くためのツールを使いやすく、PCやタブレット、スマホにシームレスに準備。書きたくなったり読みたくなったら、すぐ書けるようにしておく。

    言葉にしておきたいものは、何だって書いちゃう。

    難しい言葉で書かない。

    本音で書く。

    この読書記録もそうですが)書くとなったら忘れないうちに秒で書く!とか。

    文章の着地点があるのが望ましいけど、ない時は、『終わり』ってしてもいいから、とにかく完成!終了!って形に持っていく。などです。

    これでよかったんだ!もう悩まないでいい!と思ったところは、『ターゲット層を想定して』とか『構成を考えて』とか、『こんなん書いたって一銭にもならないんじゃん?』とかいう私を縛っていたことに対して、解答をもらったことです。

    それはね。

    『ガタガタ心配してないではよ書け!』
    『とにかく公開しろ!』

    ターゲット層たってあなた。ラノベは普通中高生あたりから20代前半くらいがメイン層でしょうが私自身高校なんかとっくのとうに卒業してますが、面白いものは読んでます。80代の方が書かれたエッセイだって、共感したらいいなって書きますしね。刺さるかどうかは、いっちゃなんですが

    『刺さる時は刺さるし。それは読む人が決めること。』

    もうね、スッとしました。私はずっと、ブクログで読書記録書くのも、日記も、友だちに頼まれてゲームの二次創作小説書くのも、論文だってレポートだって大好きです。挫折したとか言ってるくせに、好きだから書いているんです。今、この瞬間だって。

    多くないとは言え、ギャラを頂いて文章を書いたこともあります。でも、書き飛ばして無理して倒れるのも、SEOに振り回されてぐったりするのも、もう嫌でした。自分の思ってること、自分の好きなことを発信して書いて、誰かに読んでいただいて、少なくていいから収益化して、書くことでお仕事にしたい。そう思っています。

    私のような夢がある方で、同じように悩んでいる方、そこまで思わないまでも、書くことが楽しくなればいいのにな、と思っておいでの方、どなたにでもお読み頂きたいなと思います。肩の力が抜けて、すぐにでも書きたくなりますよ。

    私も、私の書いたものを、もう一度好きになれました。

    作者様も書いてらっしゃいますが、自分の文章に何かレスポンスが頂けているだけで、すごく嬉しいし幸せ。ブクログをフォローしてくださってる方がいらっしゃる。書いたらいいねしてくださる。TwitterでRTしてくださったり、コメントも時折頂いてる。それって、当たり前ではないです。すっごいこと。ありがたいことで。ほぼ毎日何かを書こう!という状態まで戻せたのは、ブクログがあって、皆さんとつながっているおかげです。

    紙の本には一杯書き込みをして、自分のものにして。そうしてきっと夢を叶えたい!まず目標はブクログ内でフォロワー様が80人になること。noteの方も更新しなくちゃ。

    とにかく星5!読んで良かったです!

  • この本で、最初から最後まで言いたいかったことは、たぶん、「悩んでる時間があったら書いてしまいなさい」「悩んでることがあるんだったら、悩んでるって書けばいいじゃない」ってことだろうな。

    たしかに「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ Poison」だから、素直に書けばいいと思う、個人的にはね(笑)

  • 文章を書くことが好きで好きでたまらない著者がそのすばらしさ、手軽さを語る。著者の「書く」ことへの熱量が伝わってくるし、書くことで自分自身を変えられるかもしないと期待してしまう。

    ブログやSNSなどで書いて、発信することは誰にでもできることになった。が、その一方で誰からも見られてしまうことに反応し、書くことを必要以上に難しく考えてしまう。

    が、そんなことを気にすることはない。くだらないこと、恥ずかしいこと、周囲には言えないことも書く。1日10分でいい。大事なことは書くことを習慣にすることで、中身は二の次だ。

  • 書き方のハウツー本というよりか、書くことで人生をどう変えていくか、書くことをどう習慣化していくかについて書いている。
    この本を読んで、文章を書きたいという欲求が限りなく強くなった。
    なので、Twitterへの投稿をバンバンしている。
    本書で述べられている通り、実践あるのみ、書くのみ、だ。

  • 「今すぐ書きたい!」って気持ちにさせてもらえる、優しい本だった。

    すっかり放置しているブログだけど、なんだか難しく考えすぎてたなと。
    もともと書くことが好きで、楽しんでブログ更新できていた頃を思い出した。
    また書こう。好きなことを好きなように書こう。

  • 本をたくさん読んでいるのに身になっていない気がして、やっと最近アウトプットが大切だと気がついた。そして、アウトプットをしていく中で書く習慣もつけたいと思い、この本を手に取った。「書く」を続けていくためのエッセンスが散りばめられており、自分に必要な部分だけピックアップして、そのワークや習慣を実践するのがいいと思う。
    私が印象に残ったフレーズは、
    その瞬間の

    • 2017891番目の読書家さん
      その瞬間のことは、その瞬間の自分しか書けない。
      その瞬間のことは、その瞬間の自分しか書けない。
      2024/01/23
  • 文章を書くのに難しいことを考える必要はない。
    とにかく書いて公開する。テクニックは後からついてくるから下手でも気にすることはない。

    わたしもアウトプットが足りないといつも思っていて、色々なSNSを試したり
    自分でホームページを開設したりもしているのだが、どれをとっても長く続かない。

    その原因の一つは正にこの本に書いてあることで、自分の言葉で書くというのが
    上手くできなくて、無機質で薄っぺらい文章になってしまうこと。
    こんなものを公開したって誰も興味ないだろうという気持ちになってしまう。

    どうせ誰も読んでいないだろうというのも頭では分かっているのだが、言葉を書くのは
    なかなか恥ずかしくって自分らしいというか、感情のこもった文章が書けないのだ。

    この本はそんなことは置いておいてとりあえず書いて見よう、
    世の中に出してみよう、そんな気持ちにさせてくれる内容だった。

    30日チャレンジ、やってみようかな。三日坊主で終わってしまうかもしれないが...

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著者プロフィール

いしかわゆき
ライター。早稲田大学文化構想学部 文芸ジャーナリズム論系卒。Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材やコラムを中心に執筆するかたわら、声優やグラフィックレコーダーとしても活動している。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』(クロスメディア・パブリッシング)。

「2022年 『ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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