親になってもわからない 深爪な子育てのはなし (eロマンス新書) [Kindle]
- KADOKAWA (2022年2月2日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (157ページ)
感想・レビュー・書評
-
毒親に育てられたという
深爪さんの お子さんの未来を
心配するあまりに
先回りしてしまいがちな所が
共感できて
首を上下に振りながら
読んでしまいました
子育ては 「人生の2周目」
一周目が厳しかったからこそ
2周目に慎重になる気持ち
よく理解できるし
お子さんの人生は
お子さんのもの
決して2周目じゃないのも分かる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが気になったので読んでみた。まったく持ってその通り!いいねボタンがあれば連打しただろうし著者と対面していたらめっちゃ頷いて首を痛めたと思う。あとがきにあったように血の繋がった他人という意識を持って対応出来るようになったら大成功!それが解ってすっきりした。
-
とにかく読みやすい本。子育て中(3才、1才)の父親の身としては気分が軽くなるような感じがした。
-
直近の著者の活動をフォローしていなかったので、こんなにシリアスな子育て論(家族論)を拝読できるとは思わなかった(いい意味で意外)。実体験に基づく著者なりの考え(理解)を、押しつけがましくならずに展開されており、大変示唆に富む内容だった。
-
「親になったらわかるよ」と親に言われた時の違和感。もやもやした気持ち。同じ経験をされた方の話なのであっという間に読んだ。
親のそれは単なるエゴだったとわかる。
子どものためという名の親のエゴ。この本を読むとその正体がわかる。
勉強させたい。学校に行かせたい。子のためを思えばのことだけれど、それが行き過ぎると子どもの力を奪うことにもなる。そして、待つこと、放っておくことの難しさもひしひしと伝わった。
娘さんの花火のエピソードはすごく心に残った。
お皿を割ってもまず娘さんの怪我の心配をし、頭ごなしに叱るようなことのなかった深爪さんですら、そうなる。子どもを叱る場面というのは絶対に出てきそうなものだが、親に叱られることを避けて生きようとする子もいる。
本人が叱られたことはなくても、兄弟や友達が叱られているのを見るだけで、恐怖を覚えてしまうのだ。
叱られる怖さを植え付けないというのも案外難しいものだと思った。 -
毒親に育てられた深爪さんの子育てエッセイ。自分のたりてないところ、母親のこと、子供のこと、旦那さんのこと、日々の気づきなどを面白おかしく、でもすごく真摯に綴っていて素直に読める。
毒親の影響をときどき持ち出しつつも、必ずしも親を責める書き方をするのではなくて「好きになれないけど尊敬する面もある、血のつながった別の人間」と書いているのはとても好き。すごくヘルシー。
承認欲求がゆえのツイ廃からコラムニストの道に進んでいるので不健康な時期もあったのかもだけど、なんだかんだで最終的にバランスが取れる賢い人なんだろうな。
本の中ですごく自然にいつのまにか子供達が成長してるのも良い。 -
ーー内容ーー
主婦でコラムニストの深爪さんの子育て本。独自のキレ味と表現が評判を呼びTwitterフォロワー数20万人。2児の母として子育てあるあるネタがおもしろおかしく書かれているので、共感と笑いが絶えない一冊。
ーー感想ーー
子供を放っておく勇気も必要だ、という一節を読んで、過去に紹介したモンテッソーリ教育の本に「子供には手出し口出ししない」と書いてあったことを思い出した。
一方、メンタリストDaigoさんや謎解きクリエイター松丸亮吾さんら4兄弟を育てた母は『松丸家の育て方』の中で、相当な教育ママであり、子供に勉強をさせるために必死だったと書いてあった。
手出し口出ししまくり、である。
結局、何が正解なのか。
この本にも「子育てに正解はあるのか?」の問いに、手探りで進むしかないという結論があり納得した。
そう、正解はない。
もっと言うと、“一般的な”正解はない。
ここからは持論となるが、「答えのない時代」と言われて久しい現在において、答えがないからといって探さないのは本末転倒だ。
“一般的な”答えがないからこそ、“自分なり”答えを探す必要がある。
子育てで、どの程度手出し口出しすればいいのかは、子育て本で散々書かれている。
でもそれを片っ端から真似したからと言ってうまくいくはずがない。
この本だってそうだ。不登校や勉強、性や恋愛について書かれているが、あくまで深爪さんなりの答えが書かれているわけで、まんま取り入れてもうまくはいかないだろう。
だから。
これをきっかけに“自分なりの”答えを見つけるのが大事。
今のところ私は放任気味なので、もう少し手出し口出ししてみようと思う。
あなたなりの答えは何ですか? -
読みやすい
親が毒親すぎてビックリ