クライ・マッチョ ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967458039
感想・レビュー・書評
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イーストウッド90歳のご老体に鞭打ってという形容が相応しい作品。1988年に一度このシナリオ作品へのオファーを受けたものの当時はまだ若すぎると辞退。しかし、今回は老けすぎ。すべての動きが危なっかしくてストーリーに集中できない。恋バナにも無理がある。とはいえ、現役を貫く姿勢はリアルマッチョそのもの。
少年の父親役はカントリー歌手、ドワイト・ヨーカム(Dwight Yoakam、1956年10月23日 - )。ケンタッキー州パークヴィル生まれ。 カントリー歌手として2度のグラミー賞受賞、21回ものノミネートを誇る人気スター。アルバム売り上げは世界中で2300万枚に達する。甘い歌声が女性にも大変人気のあるカントリー歌手である。
『クライ・マッチョ』 (Cry Macho) は、2021年のアメリカ合衆国のネオウェスタンドラマ映画。監督・製作・主演をクリント・イーストウッドが務めた。1971年にN・リチャード・ナッシュが執筆した同名タイトルの小説を原作とし、彼とニック・シェンクが脚本家としてクレジットされている。
映画は元ロデオスターの老人を主人公に、メキシコに住む少年を父親に引き合わせるためにアメリカに向かう物語となっている。企画の初期段階では複数の俳優の主演起用が検討され、アーノルド・シュワルツェネッガーが最終的に主演俳優に選ばれたものの、2011年に発覚した彼のスキャンダル(不倫)が原因で製作が中止された。2020年にイーストウッドが主演を務めることが発表され、COVID-19パンデミック下のニューメキシコ州で2か月間にわたり撮影が行われた。
2021年9月17日にワーナー・ブラザース・ピクチャーズ配給で劇場公開され、同時にHBO Maxでも31日間配信された。批評家から舞台背景や映画音楽について高い評価を得た。
ストーリー:
1978年。マイク・マイロはかつてはロデオで名を馳せたが現在は落ちぶれ馬の調教師で生計を立てている。彼はある日とある仕事を受ける。それは、メキシコでアルコール依存症の母親と暮らす少年をテキサスに住む少年の父親の元に送り届けたら5万ドル支払うという内容だった。マイクは少年と共にテキサスへと向かう道中、少年との交流を深めていく。(ウィキペディア)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老カウボーイと少年のロードムービーは地味だが、しっとりとした感動を与えてくれる。
イーストウッドの映画にハズレなし。 -
アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイク(クリント・イーストウッド)は、落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら孤独な生活を送っていた。
そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られた十代の息子ラフォ(エドゥアルド・ミネット)をメキシコから連れ戻してほしいとの依頼を受ける。
犯罪スレスレの誘拐同然の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受け、メキシコへ向かう。
やがてマイクは、男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリの「マッチョ」とともにストリートで生きていたラフォを発見。2人は連れ立ってアメリカ国境への旅を始める。
そんな彼らの後を追うのは、メキシコ警察とラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか? 少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる……。
クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品。
腰を痛めて、酒に溺れて年老いた元ロデオ界のスターのマイクと親の愛を知らずに闘鶏用のニワトリ「マッチョ」だけが友の孤独な少年ラフォとの、ロデオを教えたりするなど年齢などを超えた友情を育む交流。
マイクとラフォが、立ち寄って厄介になるメキシコ一家との団欒と交流。
孤高でどこまでも強くあり続けたクリント・イーストウッドの、老いに直面した後の新境地が垣間見れて、力みが抜けたクリント・イーストウッドの枯れた魅力が味わえるロードムービー。 -
クライマッチョ
Netflix
C3000ですねぇ〜良いなぁ僕もトラックが欲しいです。
声優はクリカンさんですか?良いですね笑笑
引き受ける方も…だけど、妙な頼み事だなぁ〜変なの…
地べたで寝るより、そのデカいクルマで寝た方が楽そうだけどなぁ〜笑笑
70年代のサバーバンカッコいいなぁ〜ヴィンテージも良いけど、ここらへんの年代の車体もカッコいいかもしれんね。チマヨのジャケットかっこいいですねぇ〜俺も欲しくて探してるんですけどねぇ〜なかなか良いのがないんだわ。それにサイズが…笑笑
老人は幸せを得たけど
少年は幸せになったのかな…
ロードムービーってのは良い作品が多いね。イーストウッド作品だから?かも知れないけどね笑笑 -
老人のクリント・イーストウッドも格好良かった。
メキシコから友人の子供を連れて行くだけのシンプル過ぎるストーリーで、ちょこちょこトラブルはあるが基本的に平和な映画だった。
クリント・イーストウッドはだいぶ歳をとったがまだまだ監督も俳優も続けていって欲しい。 -
恐ろしいぐらい監督作にハズレのないクリント・イーストウッド。「許されざる者」以来のカウボーイ姿も老いた感じがとても作品とマッチしている。なんてことない物語がここまで心に残る作品にできる手腕はまさにマジシャン。本作はラフォ役のエドゥアルド・ミネットの自然な感じも勿論よいが、マルタ役のナタリア・トラベンなしでは絶対に成立しない。表情も動きも文句無しの絶品の演技で華を添える。
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なにせクリント・イーストウッド90歳を超えての作品なので、低評価のレビューも散見されますが、個人的には悪くなかったです。
ただ、「クリント・イーストウッド成分」を全部詰め込んだので、それが低評価に繋がっている気がします。旨いものを全部詰め込んだ料理が旨いわけではないのと一緒ですね。ここの匙加減や引き算ができなかったところが氏の老いを、もっと言えば限界を感じる部分になっているかと。
アメリカイムズ+西部劇(本作はメキシコだけど)+オールドカー+ロードムービー+強い俺+モテる俺+老人の哀愁+反骨心と全部盛りですが、当初予定されていたアーノルド・シュワルツェネッガーよりも作品に合っていたと思うし、老体にムチ打ち暴れ馬に乗ったり、格闘シーン作ったりは素直にすごいと思います。 -
御年91歳のクリント・イーストウッド。「運び屋」でのヨボヨボぶりから、もう彼も限界だろうと思ったら、まだ彼の老いらくムービーに続きがあるとは。
車を運転する姿も前作とそっくちだし、大した期待もせずに見始めたのですが、意外にもなかなか良い映画でした。
前半は少年とのロードムービー。後半は心地のよい居場所を見つけた2人の幸せな生活が描かれます。映画のラストは、いったん嫌な方向に向かいながら、望ましい形のエンディングに落ち着きました。この年になったも女にモテるクリント・イーストウッドの無敵ぶりはどうだ!
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。 -
カウボーイの老人が、メキシコにいる女性の元から子供を連れてくるように依頼される。
老人と少年のロードムービー。