- Amazon.co.jp ・電子書籍 (213ページ)
感想・レビュー・書評
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おおたわ史絵さん、テレビで見かける華やかなタレント女医さんだと思いこんでいたのですが、本書を読み、また違った一面をお持ちであることを知りました。
とても読みやすい文章で、重たい内容もスルスルと入ってきます。
他の著作も読んでみたいと思いました。
私事ながら、諸々に対してやる気の波が遠のいてしまい、今年前半は頑張れていた独学も秋頃から進められず・・そんな自分への嫌悪感でより一層落ち込む負のループが続いています。涙
そんな今の私にもスムーズに読ませる著者の文章力、とてもすごいと思いました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NA図書館本
薬物依存を持つ母との話、興味深かった。
刑務所のドクターって、お給料安いし、医療体制整ってないし、薬だって限られてるんですね。
でもその職に魅力を感じている著者は素敵だ!
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いつも聴いているpodcast番組に著者のおおたわ史絵さんが出演していて、本書の紹介をしていました。
本書には、矯正施設に収容されている人たちの様々な実態に加え、彼らが収容されるに至った背景・経緯等も紹介されています。
必ずしも“自己責任”の一言では断じきれない「偶然の悪戯」や「公の無策」には、心が痛むところが少なくありません。 -
刑務所という社会の底辺の人たちの実態から、犯罪抑止の難しさまでりかいできる。著者の幼少期の苦難といった実体験も交えながら重い内容でありながら軽いタッチの文章表現のおかげで読みやすい。著者には文才、表現力があるとおもう。