世界のニュースを日本人は何も知らない4 - 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 - (ワニブックスPLUS新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • きっと概ねそんな流れなんだろうなー、と。
    すぐに読み終われて、視点が面白いので、シリーズ全部読んでみようと思います。

    ただ、自分の経験と違って「?」となる部分もあるので、まぁ、記載されている内容もどの程度一般的なものかどうかは、結局、個人が調べたり経験したりしないとなかなか断定はできないわけで、そう言った意味だと「いち視点」と捉えて読み進めるのがbetterですね。

    いずれにしても、偏ったソースだけ見て断定的に語るのはカッコ悪いよね、ってのは全くその通りですよね(そんな事言ってない?笑)

  • 日本人がよく知らない海外の実情を「ネタ」的に羅列していくシリーズ4作目。さすがに4冊ともなるとネタ切れというか、ちょっと強引な筆致がみえたかな。

    ヨーロッパの観光地を端から腐していく章は、「単にあなたと旦那様の好みとか観光の仕方の問題なのでは」と思ってしまったり。

    ロシアに結構なボリュームが割かれていたのはご時世か。

  • 非常に興味深い本だった。
    アメリカ人の社交辞令、イギリスの難民政策や王室との関わり方、欧米における上司への復讐、ロシアとの関わり方などなど、興味深い内容の連続でアッという間に完読。
    他の巻も読んでみたいと思ったね。

  • 日本では海外が過度に賛美されており逆に日本を卑下する傾向にあると感じるが、隣の芝はそんなに青くないと気づかせてくれる。やや誇張しすぎていてどこまで没入していいのか悩ましくなる。もう少しフラットに日本と海外の違いを比較しても良いのではと思う。

  • 海外(欧米)で暮らす著者が、欧米からみた日本、日本と欧米の違いなどを語った本。
    統計などに基づいたデータではなく、著者の主観に基づいた意見。だからこそ、100%鵜呑みにしてはいけないが、主観だからこそわかりやすい。
    1から10まで読むのではなく、へーっと思いながら軽く流し読みができるので、難しい本を読んだ合間に読むのがおすすめ。
    日本の会社にいると「担当が休暇中だから」というのは理由にならない、外部に言うことではない、という風潮があるが、正直に言ってそして受け入れてもらえる欧米の風土が面白い。
    「気配り」「丁寧な仕事」と「サービス残業」「生産性の低さ」は表裏一体だなあ、と思わされる。
    生産性向上を上層部は現場に求め、現場は上層部に職場環境の不満を訴える、今の日本の価値観では何も変わらないだろうな。
    この金額(税)ならサービスなら)はそんなもの、と諦め受け入れてもらうこと。この時間ではこれだけしかできません、と労働者は仕事を切り上げてしまうこと、など「丁寧な仕事」から離れないと、職場待遇は改善されないだろうと考えさせてくれる。

  • 日本で思っている「外国」と、実際に現地での考え方や暮らしかなり乖離がある。特に日本人は欧米を美化する傾向があるが、現実は違う。好奇心や懐疑心を持つことで視野を広くすることができる。そのことを改めて教えてくれる本である。日本の問題や良さにも言及していて、日本を外から見て考える良い機会になる。

  • 2023.08.30
    この本のエッセンスはまえがきとあとがきがある。ここはよく言えている。

  • 日本に単純にダメ出しするだけの本かと思ったが、知っておいた方がよそそうな内容も散りばめられているので読む価値はある

  • 毎回、あーまた日本の文句言ってる..と思いながら読むけど、読み終わった後は勉強になると思わされる。笑
    観光編でアメリカがただの広大な田舎とあって、確かに!と妙に納得した。アメリカへは何度も訪れたけどどこに行くにもなんだか不便でサービスエリアも危険で何故、観光先として提案があるのか不思議だった。
    また続編読みたいな。

  • 在英ツイ廃めいろまさんの本。彼女がいつもTweetしている内容がまとまっている。一部、イギリスっぽい皮肉というか、意図的にひねくれた記述になっているところは個人的には好みではないけれど、彼女の論旨は常に明快でわかりやすい。

    ロシアに対する欧州各国の人たちが持つ感情や考え方と、日本人の対ロシア感の対比が興味深かった。ギリシャとマルタに対するディスりも面白かった。

    Audible2倍速にて。

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著者プロフィール

谷本真由美(たにもと まゆみ)

著述家。元国連職員。
1975年、神奈川県生まれ。
シラキュース大学大学院にて国際関係論
および情報管理学修士を取得。
ITベンチャー、コンサルティングファーム、
国連専門機関、 外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。
日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。
ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)
として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。
趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、
漫画、料理。
著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、
『日本が世界一「貧しい」国である件について』(祥伝社)、
『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

「2022年 『世界のニュースを日本人は何も知らない4 - 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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